留学のご紹介
Kresge
世界のトップレベルに位置するミシガン大学のKresge聴覚研究所の1つRaphael labo、Yehoash Raphael教授の御指導の下、主にマウスやモルモットを使ったウイルベクターを用いて遺伝子治療による蝸牛・前庭感覚細胞の再生を目的とした研究を行っています。最先端の知識と技術が修得でき、研究に対するresearch mindを身に付けることができます。また海外留学を通して語学力のアップ、英語での学会発表ならびに論文作成を修得できます。
これまで数多くの教室員が留学し、内耳再生に関する論文が世界一の医学誌であるnature medicineに過去掲載されました。当教室からのKresge聴覚研究所への長期留学者数は全国有数と思われ過去11名を数えます。
http://medicine.umich.edu/dept/kresge-hearing-research-institute
ミシガン大学はアメリカの中部にあるシカゴや デトロイトの間に位置するアナーバーという 人口約10万の小さな街に位置しています。 |
冬は-30℃まで低下する極寒の地ですが、 春夏は緑が多く、秋は絶景の紅葉のある 最高の地でもあります。 |
Gruppo
耳科手術においては側頭骨解剖の熟知が必須であり、学内・外の側頭骨dissection実習への参加は積極的に後押ししております。世界的に有名な側頭骨dissection labであるGruppo otologicoとも交流があり、希望者は実習参加していただきたく思っております。
Pateur
当耳鼻科研究室の免疫・アレルギー学の留学先として、パスツール研究所(フランス、リール市)があります。リール・パスツール研究所は、結核菌に対するワクチン、BCG(Bacille de Calmette et Guérinの頭文字:カルメット・ゲラン桿菌)が発明された由緒ある研究所です。現在、我々は、同研究室のDombrowicz教授と共同研究もおこなっており、多くの一流雑誌に研究成果を報告しています。また、当研究室のグループは、パスルーツ研究所だけでなく、ヨーロッパの他の研究所とも良好な関係を築いています(スイス・ベルンのSimon教授のグループ、フランス・ニースのJulia教授のグループなど)。研究だけでなくヨーロッパの文化に興味があり、留学を希望される方がおられれば、お気軽にご相談下さい。
研究室の風景 | パスツール研究所の外観 |