かけるくんができるまで

胸腔ドレーン挿入中の患者が車椅子移乗する際、可動式の点滴棒に胸腔ドレーンを固定し患者さんに点滴棒を持って移動していただく、または下腿の間に挟むなど安楽・安全な移動が行えることに苦慮していました。そこで、どうにかならないものかと、なにかないかと考えました。
当初はホームセンターを巡り、生活用品から使用出来るものはないか考え、車輪にドレーンバックが当たらないように工夫しました。固定の強化、重さによる傾きへの調整など様々な問題がありましたが、大学の知的財産アドバイザーの介入により、企業の協力を得ることで職種を超えてそれぞれの立場から意見を出し合い改良を重ね安楽・安全に移動できる器具を完成することができました。