同門会
同門会関連
沿革
関西医科大学内科学第三講座は、1975年(昭和50年)11月16日鮫島美子先生(関西医科大学名誉教授)が初代教授に就任され、消化器病学を専門とする教室として開講されました。関西医科大学内科学第三講座同門会は、同門の会員相互の親睦を図り、医学・医療の進歩と普及を図る目的で1988年(昭和63年)8月20日に発足しました。
現会員数は約250余名であり、名誉会員、普通会員、準会員、賛助会員で構成され、役員として会長、副会長、監事、幹事(庶務、会計等)を置いています。
主な活動は年1回の幹事会、総会、懇親会の開催および会報・会員名簿の発行などを行っています。総会では、会務報告および優れた研究成果を修めた会員を称えるために設けられた「関西医科大学内科学第三講座優秀論文賞 鮫島賞」、「関西医科大学内科学第三講座鮫島美子記念研究助成 鮫島賞」、「関西医科大学内科学第三講座 井上恭一記念研究助成 井上賞」の授与および最新医療に関する学術講演なども催しております。
同門会は歴代教授の門下生ならびに現教室員相互の親睦を図るだけにとどまらず、これまで継続して教室の発展のために支援してきました。今後も、当講座が消化器内科系全領域における最先端の医療を実践し、同領域における教育、研究において大きな役割を果たせるように支え、共に歩んで参ります。
事務局所在地:
〒573-1010 大阪府枚方市新町2-5-1
関西医科大学 内科学第三講座 医局内
TEL 072-804-2456(医局直通)
FAX 072-804-2524
Email tsutsuit@hirakata.kmu.ac.jp
教授
関西医科大学内科学第三講座 初代教授
鮫島 美子
(さめしま よしこ)先生
在任期間:1975年(昭和50年)11月~1990年(平成2年)3月
- 関西医科大学名誉教授
- 関西医科大学医学部同窓会名誉会長
- 一般財団法人加多乃会元会長
略歴
1922年 (大正11年)8月 |
出生 |
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1944年 (昭和19年)9月 |
大阪女子高等医学専門学校(関西医科大学の前身)卒業 |
1944年 (昭和19年)10月 |
大阪女子高等医学専門学校 副手 |
1950年 (昭和25年)10月 |
大阪女子高等医学専門学校 講師 |
1955年 (昭和30年)10月 |
関西医科大学内科学第二講座 助教授 |
1975年 (昭和50年)11月 |
関西医科大学内科学第三講座 教授 |
1986年 (昭和61年)6月 |
関西医科大学附属肝臓研究所 教授併任 |
1990年 (平成2年)3月 |
関西医科大学内科学第三講教授定年退任 |
1990年 (平成2年)6月 |
学校法人関西医科大学理事 |
1992年 (平成4年)8月 |
医療法人晴風会今井病院病院長・理事 |
2021年 (令和3年)6月5日 |
逝去 享年100歳 |
主な主催学会
1978年 (昭和53年)2月 |
第28回日本消化器病学会近畿地方会会長 |
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1978年 (昭和53年)2月 |
第20回日本消化器病内視鏡学会近畿地方会会長 |
1981年 (昭和56年)12月 |
第106回日本内科学会近畿地方会会長 |
1985年 (昭和60年)11月 |
第20回日本肝臓学会西部会会長 |
1975年(昭和50年)11月に新たに開講された関西医科大学内科学第三講座の初代教授として就任された。開講当時は10名の教室員からの出発であったが、その後の教室発展の礎を築かれた。ご専門は消化器病学、特に肝臓病学であり、薬物性肝障害の診断・疫学的調査研究分野で日本女医会吉岡弥生賞を受賞されている。1985年(昭和60年)6月第20回日本肝臓学会西部会を初めての女性の会長として主催された。教授退任後も、学校法人関西医科大学理事、関西医科大学同窓会会長、一般財団法人加多乃会会長を歴任され、人生の大部分を大学とともに歩まれ、物心ともに大学の発展に尽力された。2022年(令和4年)4月から鮫島美子奨励奨学基金「鮫島美子賞」が、成績優秀な本学入学者に対し贈呈されている。その功績を称え、大学の創立の地である牧野キャンパス講堂には先生の胸像レリーフが顕彰されている。
また関西医科大学内科学第三講座同門会では先生からのご厚志を基金として、1989年(平成元年)度から「関西医科大学内科学第三講座優秀論文賞 鮫島賞」が、2008年(平成20年)度から「関西医科大学内科学第三講座鮫島美子記念研究助成 鮫島賞」が設立された。 毎年関西医科大学内科学第三講座同門会総会で各賞の授与式が挙行され、教室の臨床、研究分野における後進育成事業として継続されている。
2021年(令和3年)6月5日に天寿を全うされたが、2022年(令和4年)6月には関西医科大学内科学第三講座、関西医科大学内科学第三講座同門会、関西医科大学同窓会、一般財団法人加多乃会共催による偲ぶ会がしめやかに執り行われた。
関西医科大学内科学第三講座 第二代教授
井上 恭一
(いのうえ きょういち)先生
在任期間:1990年(平成2年)6月~2001年(平成13年)7月
- 関西医科大学名誉教授
略歴
1936年 (昭和11年)11月 |
出生 |
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1961年 (昭和36年)3月 |
京都大学医学部卒業 |
1976年 (昭和51年)4月 |
富山医科薬科大学第三内科 助教授 |
1990年 (平成2年)6月 |
関西医科大学内科学第三講座 教授 |
1997年 (平成9年)4月 |
関西医科大学附属病院 病院長 学校法人関西医科大学理事 |
2001年 (平成13年)7月 |
関西医科大学再生医学難病治療センター教授併任 |
2001年 (平成13年)7月23日 |
逝去 享年64歳 |
主な主催学会
1992年 (平成4年)7月 |
第137回日本内科学会近畿地方会会長 |
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1995年 (平成7年)9月 |
第55回日本消化器病内視鏡学会近畿地方会会長 |
1997年 (平成9年)2月 |
第66回日本消化器病学会近畿地方会会長 |
2002年 (平成14年)6月 |
第38回日本肝臓学会総会会長 |
関西医科大学内科学第三講座の第二代教授として就任された。ご専門は消化器病学、特に肝臓病学、自己免疫性肝疾患の分野で、1994年(平成6年)4月より厚生省特定疾患対策研究事業「難治性の肝疾患に関する調査研究」班の原発性胆汁性肝硬変分科会会長(現厚生労働省「難治性の肝胆道疾患調査研究」原発性胆汁性胆管炎分科会)を務められた。本学着任後11年余にわたり当講座、大学の発展に寄与され、1997年(平成9年)4月からは附属病院院長を務められ病院の経営管理運営にも携わられ、その温厚なお人柄で多くの病院職員から慕われた。学会活動では日本肝臓学会理事としてご専門分野のみならず肝臓移植の推進にも尽力された。
2002年(平成14年)6月に予定されていた第38回日本肝臓学会総会の会長として開催準備中の2001年(平成13年)春に、病に伏せられ三カ月余の闘病の甲斐なく逝去された。当会は学会関係者のご理解と教室員および同門会の協力を得て、井上恭一会長の名のもとに盛会裏に開催された。
平成13年8月には井上家、関西医科大学内科学第三講座、関西医科大学内科学第三講座同門会による合同葬が営まれ、2002年(平成14年)8月には関西医科大学内科学第三講座、関西医科大学内科学第三講座同門会共催による偲ぶ会が執り行われた。井上恭一先生業績集出版委員会では、同会に寄せられた醵金の一部を基金として、2003年度(平成15年度)に「関西医科大学内科学第三講座 井上恭一記念研究助成 井上賞」が設立された。関西医科大学内科学第三講座同門会総会で授与式が挙行され、教室の臨床、研究分野における後進育成事業として2008年度(平成20年度)年まで継続された。
関西医科大学第三講座 第三代教授
岡崎 和一
(おかざき かずいち)先生
在任期間:2003年(平成15年)4月~2020年(令和2年)3月
- 関西医科大学名誉教授
- 関西医科大学香里病院病院長
略歴
1953年 (昭和28年)3月 |
出生 |
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1978年 (昭和53年)3月 |
京都大学医学部卒業 |
1978年 (昭和53年)4月 |
京都大学医学部附属病院内科 研修医 |
1979年 (昭和54年)6月 |
天理よろず相談所病院消化器内科 医員 |
1982年 (昭和57年)6月 |
高知医科大学第一内科 助手 |
1987年 (昭和62年)5月 |
高知医科大学第一内科 講師 |
1988年 (昭和63年)4月 |
ニューヨーク医科大学消化器病研究所 客員研究員 |
1989年 (平成元年)4月 |
州立ニュージャージー医科歯科大学中央研究所 客員研究員 |
1995年 (平成7年)5月 |
高知医科大学第一内科 助教授 |
1995年 (平成7年)7月 |
天理よろず相談所病院内視鏡センター 部長 |
1996年 (平成8年)11月 |
京都大学医学研究科光学医療診療部・消化器内科 助教授 |
2003年 (平成15年)4月 |
関西医科大学内科学第三講座 教授 |
2005年 (平成18年)1月 |
関西医科大学附属枚方病院消化器肝臓内科部長
内視鏡センター長 |
2013年 (平成25年)4月 |
関西医科大学附属看護学校専門学校長 |
2015年 (平成27年)4月 |
関西医科大学臨床研究支援センター長 学校法人関西医科大学理事 |
2022年 (令和2年)3月 |
関西医科大学内科学第三講座教授定年退任 |
2022年 (令和2年)4月 |
関西医科大学香里病院 病院長 |
主な主催学会
2010年 (平成22)年9月18日 |
第93回日本消化器病学会近畿地方会 |
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2014年 (平成26年)3月1日 |
第203回日本内科学会近畿地方会 |
2016年 (平成28年)11月3日~6日 |
日本消化器関連学会週間第58回日本消化器病学会大会 |
2017年 (平成29年)7月14日~15日 |
第48回日本膵臓学会大会 |
2018年 (平成30年)11月22日 |
第9回日本炎症性腸疾患学会 |
2019年 (令和元年)8月1日~2日 |
第56回日本消化器免疫学会総会 |
2019年 (令和元年)11月6日~9日 |
第50回米国膵臓学会・日本膵臓学会合同会議 |
関西医科大学内科学第三講座の第三代教授として就任された。ご専門は消化器病学、特に消化器免疫学の分野であり、2006年(平成18年)より2019年(令和元年)まで厚生労働省難治性疾患克服事業「炎症性腸疾患の画期的治療開発研究班」「IgG4関連全身疾患の病態解明と疾患概念確立のための臨床研究」「IgG4関連疾患の診断基準ならびに治療指針の確立を目指す研究」班の研究代表者を務められ、本邦のみならず国際的に自己免疫性膵炎とIgG4関連疾患の疾患概念を確立し本疾患の認知度の拡大に貢献された。2016年(平成28年)8月から2020年(令和2年)7月まで日本膵臓学会理事長としてご活躍された。
多くの研究的業績のみならず、関西医科大学附属病院副病院長、関西医科大学看護専門学校長、関西医科大学臨床研究支援センター長等の要職を歴任され、関西医科大学内科学第三講座教授退任後も学校法人関西医科大学理事ならびに関西医科大学香里病院病院長として大学の発展にひきつづき尽力されている。
関西医科大学内科学第三講座 第四代教授
長沼 誠
(ながぬま まこと)先生
在任期間:2020年(令和2年)4月~現在
- 関西医科大学附属病院 副病院長
- 関西医科大学附属病院消化器肝臓内科 診療部長
略歴
1967年 (昭和42年)5月 |
出生 |
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1992年 (平成4年) 3月 |
慶應義塾大学医学部卒業 |
1992年 (平成4年)5月 |
慶應義塾大学医学部 研修医(内科) |
1994年 (平成6年)5月 |
済生会宇都宮病院内科 |
1995年 (平成7年)6月 |
国立療養所東埼玉病院内科 |
1996年 (平成8年)6月 |
慶應義塾大学医学部消化器内科 助手 |
1997年 (平成9年)6月 |
亀田総合病院消化器内科 |
1998年 (平成10年)7月 |
慶應義塾大学医学部消化器内科 助手 |
2003年 (平成15年)1月 |
米国バージニア大学医学部消化器内科 博士研究員 |
2006年 (平成18年)11月 |
慶應義塾大学医学部消化器内科日清キョーリン・旭化成メディカル寄附講座 講師 |
2009年 (平成21年)6月 |
東京医科歯科大学消化管先端治療学講座 講師 |
2012年 (平成24年)4月 |
慶應義塾大学医学部内視鏡センター 専任講師 |
2015年 (平成27年)6月 |
慶應義塾大学医学部消化器内科 専任講師 |
2017年 (平成29年)6月 |
慶應義塾大学医学部消化器内科 准教授 |
2020年 (令和2年)4月 |
関西医科大学内科学第三講座 教授 |
2020年 (令和2年)4月 |
関西医科大学附属病院 内視鏡センター長 |
2021年 (令和3年) |
関西医科大学 臨床研究支援センター長 |
2023年 (令和5年) |
関西医科大学附属病院 副病院長 |
主な主催学会
2023年 (令和5)年6月24日 |
第110回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会 |
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2020年 (令和2年)
4月に第四代目の関西医科大学医学部内科学第三講座教授として就任された。ご専門は下部消化管疾患の内視鏡診断と治療で、特に難病に指定されている潰瘍性大腸炎・クローン病の新規治療開発や新しいデバイスの開発に携わられてきた。
当講座が、開講以来、消化管・肝臓・胆道・膵臓疾患といった多岐にわたる消化器系疾患全分野を取り扱う科として継続発展してきた伝統を重んじられ、一体感を大切にしながら次世代を担う人材の育成に精力的に携わられている。また2023年(令和5年)4月からは関西医科大学附属病院副病院長として病院の管理運営面でもご活躍中である。
客員教授
関西医科大学客員教授
塩崎 安子
(しおざき やすこ)先生
在任期間:1991年(平成3年)1月~1997年(平成8年)3月
略歴
昭和3年 12月 |
出生 |
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昭和26年 3月 |
大阪女子高等医学専門学校(関西医科大学の前身)卒業 |
昭和29年 6月 |
大阪女子医科大学(関西医科大学の前身)内科学第二講座 助手 |
昭和39年 7月 |
関西医科大学内科学第二講座 講師 |
昭和51年 1月 |
関西医科大学内科学第三講座 助教授 |
昭和61年 6月 |
関西医科大学内科学附属肝臓研究所内科部門助教授併任 |
平成2年 12月 |
関西医科大学内科学第三講座退職 |
平成3年 1月 |
関西医科大学客員教授 |
平成8年 3月 |
関西医科大学定年退任 |
平成9年 1月17日 |
逝去 享年68歳 |
昭和50年11月に新たに開講された関西医科大学内科学第三講座の初代教授である鮫島美子先生の門下生の代表としてまた鮫島内科の助教授として、開講創成期から鮫島内科を支えられた。ご専門は消化器病学、特に肝臓病学であり、研究室運営を牽引された。
平成2年3月鮫島教授のご退任後平成2年6月に就任された第二代井上恭一教授に教室業務を引き継がれたのちの平成2年12月に内科学第三講座を一旦退職されるも、その臨床的見識の高さから平成3年1月からは関西医科大学客員教授として再び臨床現場に復帰された。その後もご活躍中のところ平成7年10月頃に病に伏せられ1年余に逝去された。旧附属病院の病室にお見舞い人の絶える日はなかったが、抗うことなく病を受け入れ余命を楽しむその姿に皆、感銘を受けた。全てを包み込むような温かいお人柄は、患者さんのみならず他講座の教室員や学部学生、看護部はじめ多くの医療従事者から慕われた。
令和4年6月には関西医科大学内科学第三講座、関西医科大学同窓会、一般財団法人加多乃会、大学同期19回生鐘美会の共催による偲ぶ会がしめやかに執り行われた。
診療教授
関西医科大学内科学第三講座 診療教授(関西医科大学総合医療センター)
關 壽人
(せき としひと)先生
在任期間:2004年(平成16年)4 月~2017年(平成29年)3 月
- 関西医科大学名誉教授
- 関西医科大学総合医療センター肝臓病センター顧問
略歴
1951年 (昭和26年)11月 |
出生 |
---|---|
1977年 (昭和52年)3月 |
関西医科大学卒業 |
1983年 (昭和58年)3月 |
関西医科大学内科学第三講座 助手 |
1990年 (平成2年)10月 |
関西医科大学内科学第三講座 講師 |
1996年 (平成8年)4月 |
関西医科大学内科学第三講座 助教授 |
2004年 (平成16年)4月 |
関西医科大学内科学第三講座 診療教授(肝臓内科) |
2006年 (平成18年)1月 |
関西医科大学附属滝井病院 消化器肝臓内科診療部長 |
2009年 (平成21年)4月 |
関西医科大学附属看護専門学校 学校長 関西医科大学附属滝井病院肝臓病センターセンター長 |
2016年 (平成28年)5月 |
関西医科大学総合医療センター消化器肝臓内科 診療部長 |
2017年 (平成29年)4月 |
関西医科大学 理事長特命教授(関西医科大学総合医療センター 肝臓病センター) 関西医科大学名誉教授 |
2023年 (令和5年)3月 |
関西医科大学理事長特命教授退任 |
旧関西医科大学附属病院は関西医科大学附属滝井病院に、その後関西医科大学総合医療センターと改称されたが、一貫して同院で消化器疾患・肝臓疾患を専門とされ、特に肝癌の診療、肝癌局所治療開発に取り組まれ、
2006年(平成18年)からは消化器肝臓内科の診療部長として活躍された。関西医科大学総合医療センターが2008年(平成20年)7月に大阪府肝疾患診療連携拠点病院の一つとして指定されたことを受け、2009年(平成21年)に設置された肝臓病センター長として、北河内医療圏の肝臓病診療を牽引された。また同年には関西医科大学附属看護専門学校学校長に就任された。
2017年(平成29年)3月に診療教授退任後も関西医科大学理事長特命教授(関西医科大学総合医療センター 肝臓病センター)として引き続き診療にあたられ、総合医療センター副病院長として管理運営面でも大きく貢献された。
関西医科大学内科学第三講座 診療教授(関西医科大学総合医療センター)
島谷 昌明
(しまたに まさあき)先生
在任期間:2020年(令和2年)11月~現在
- 関西医科大学総合医療センター消化器肝臓内科 診療部長
略歴
1968年 (昭和43年)9月 |
出生 |
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1995年 (平成7年)3月 |
関西医科大学 卒業 |
1997年 (平成9年)4月 |
関西医科大学内科学第三講座 |
1998年 (平成10年)4月 |
関西医科大学大学院医学研究科博士課程入学 |
1998年 (平成10年)4月 |
静岡県立総合病院 消化器内科 医員 |
2003年 (平成15年)8月 |
関西医科大学内科学第三講座 助手(定員外) |
2004年 (平成16年)4月 |
関西医科大学内科学第三講座 助手 |
2008年 (平成20年)4月 |
関西医科大学附属病院 消化器肝臓内科 講師 |
2010年 (平成22年)7月 |
関西医科大学内科学第三講座 講師 |
2017年 (平成29年)1月 |
関西医科大学附属病院 消化器肝臓内科 准教授 |
2020年 (令和2年)11月 |
関西医科大学内科学第三講座 診療教授(総合医療センター) |
2020年 (令和2年)11月 |
関西医科大学総合医療センター 内視鏡センター長 |
2022年 (令和4年)4月 |
関西医科大学総合医療センター 消化器肝臓内科 診療部長 |
2023年 (令和5年)4月 |
関西医科大学総合医療センター 胆膵疾患センター センター長 |
2020年(令和2年)11月1日付で関西医科大学内科学第三講座(総合医療センター)診療教授に就任され、2022年4月からは総合医療センター消化器肝臓内科診療部長を務められている。ご専門は消化器内視鏡分野であり、新規内視鏡検査法である小腸内視鏡検査を導入され、特にダブルバルーン内視鏡を用いた胆膵内視鏡治療(DB-ERCP)を考案し、国内トップの症例数を誇るまでにされた。現在は、国内のみならず海外からも多数の困難症例が紹介されている。2017年からは厚生労働省難治性疾患政策研究事業「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班の研究協力者を務められている。
関西医科大学内科学第三講座 診療教授(附属病院)
下田 慎治
(しもだ しんじ)先生
在任期間:2023年(令和5年)4月~現在
略歴
1965年 (昭和40年)2月 |
出生 |
---|---|
1989年 (平成元年)3月 |
九州大学医学部 卒業 |
1991年 (平成3年)6月 |
九州大学医学部付属病院第一内科 研修生 |
1994年 (平成6年)1月 |
九州大学医学部付属病院 医員 |
1995年 (平成7年)11月 |
カリフォルニア大学デービス校 客員研究員 |
1999年 (平成11年)4月 |
九州大学付属病院医院 医員 |
2001年 (平成13年)4月 |
国家公務員等共済組合連合会千早病院 内科 |
2003年 (平成15年) 4月 |
九州大学医学部第一内科 助教 |
2012年 (平成24年)10月 |
九州大学付属病院免疫膠原病・感染症内科 講師 |
2016年 (平成28年)10月 |
九州大学付属病院臨床教育研修センター 准教授 |
2021年 (令和3年)4月 |
唐津赤十字病院 感染症内科部長 |
2023年 (令和5年)4月 |
関西医科大学内科学第三講座 診療教授(附属病院) |
2023年(令和5年)4月に関西医科大学内科学第三講座(附属病院)診療教授として就任された。肝臓学、特に難病とされる臓器特異的自己免疫疾患をご専門とされ、1995年(平成7年)原発性胆汁性胆管炎の研究の中心であるカリフォルニア大学Gershwin教授の元で病態進展機構の解明の研究に取り組まれ、現在も厚生労働省難治性疾患政策研究事業「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班の研究協力者を務められている。
会則
第1条
本会を関西医科大学内科学第三講座同門会と称し、関西医科大学内科学第三講座内に置く。
第2条
本会は、会員相互の親睦を図り、医学・医療の進歩と普及を図ることを目的とする。
第3条
本会は、下記の会員を以て構成する。
名誉会員:関西医科大学内科学第三講座教授およびその任にあったもの、ならびに関西医科大学内科学第三講座および関西医科大学内科学第三講座同門会に在籍し、役員会が認めたもの。
普通会員:関西医科大学内科学第三講座にかつて在籍したもの、および現在在籍しているもの。
準 会 員:本会の主旨に賛同して入会を希望する内科医。
賛助会員:本会の主旨に賛同して賛助を行うもの。役員会の推薦をうけ総会の承認を得たもの。
第4条
- 本会に次の役員を置き、役員会を開催する。
会長1名、副会長2名、監事2名、幹事(庶務、会計等)若干名、現職准教授・講師・助教(出向を含む)。 - 会長は本会を代表する。
副会長は会長を補佐し、 会長が支障のあるときは、会長を代行する。
監事は本会の会計業務を監査し、 その結果を総会に報告する。
幹事および現職助教(出向助教を含む)は本会の運営に関する実務を担当する。 - 会長、副会長、監事および幹事は、役員会の推挙により選出し、総会で承認を得る。
役員の任期は2年間とする。
なお、3期6年間継続して役員会および総会に欠席した者は、役員会に諮り役員を退任とする。
但し再選を妨げない。
第5条
会費
普通会員:入会金10,000円 年会費8,000円とする。
準 会 員:普通会員に準ずる。
賛助会員:1口以上(1口30,000円)とする。
但し、会長および名誉会員は会費納入を免除する。
会費はスライド制を採用し、この場合総会において諮り、これを定める。
なお、3年間会費未納者は、4年目からは自然退会とする。
但し、未納会費を納入すれば再入会は妨げない。
総会費、その他の会合費は、その都度徴収する。
第6条
本会則の改正は役員会をもって審議し、総会で承認を得る。
第7条
本会の事業遂行に関して必要な細則は、役員会の議決を経て別にこれを定める。
この会則は令和4年9月3日から改正施行する。
役員
歴代主要役員一覧
改正年 | 会長 | 副会長 | 監事 | 財務 | 庶務 | |
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昭和63年 | 1988年 | 鮫島美子 | 塩崎安子 立岩二朗 |
水野孝子 飯田都 |
橋本徹 平松新 |
龍見幸二 竹村滋 廣原淳子 |
平成2年 | 1990年 | 塩崎安子 龍見幸二 |
水野孝子 飯田都 |
橋本徹 平松新 |
立岩二朗 竹村滋 |
|
平成4年 | 1992年 | 井上恭一 | 塩崎安子 岡﨑俊治 |
水野孝子 飯田都 |
橋本徹 平松新 |
立岩二朗 竹村滋 廣原淳子 |
平成6年 | 1994年 | 井上恭一 | 塩崎安子 岡﨑俊治 |
水野孝子 飯田都 |
橋本徹 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 宮﨑浩彰 |
平成9年 | 1997年 | 井上恭一 | 水野孝子 岡﨑俊治 |
飯田都 久保田佳嗣 |
橋本徹 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 宮﨑浩彰 |
平成11年 | 1999年 | 井上恭一 | 水野孝子 岡﨑俊治 |
飯田都 久保田佳嗣 |
橋本徹 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
平成13年 | 2001年 | 井上恭一 | 横山文司 關 壽人 |
飯田都 久保田佳嗣 |
橋本徹 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
平成14年 | 2002年 | 水野孝子 | 横山文司 關 壽人 |
飯田都 久保田佳嗣 |
橋本徹 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
平成16年 | 2004年 | 水野孝子 | 横山文司 久保田佳嗣 |
飯田都 松崎恒一 |
橋本徹 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
平成17年 | 2005年 | 水野孝子 | 横山文司 松崎恒一 |
飯田都 是枝ちづ |
橋本徹 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
平成18年 | 2006年 | 岡﨑俊治 | 橋本徹 松崎恒一 |
飯田都 是枝ちづ |
青井一雄 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
平成26年 | 2014年 | 岡﨑俊治 | 橋本徹 西尾彰功 |
飯田都 是枝ちづ |
青井一雄 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
平成28年 | 2016年 | 岡﨑俊治 | 立岩二朗 代行 西尾彰功 |
飯田都 是枝ちづ |
青井一雄 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
平成30年 | 2018年 | 岡﨑俊治 | 立岩二朗 (代行) 西尾彰功 |
飯田都 是枝ちづ |
青井一雄 廣原淳子 |
立岩二朗 竹村滋 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
令和1年 | 2019年 | 立岩二朗 | 青井一雄 西尾彰功 |
内山正三 是枝ちづ |
明石夕香 廣原淳子 |
国枝恒治 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
令和3年 | 2021年 | 立岩二朗 | 青井一雄 西尾彰功 |
内山正三 是枝ちづ |
明石夕香 廣原淳子 高岡 亮 |
国枝恒治 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
令和4年 | 2022年 | 立岩二朗 | 青井一雄 高岡 亮 |
内山正三 是枝ちづ |
明石夕香 廣原淳子 |
国枝恒治 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
令和6年 | 2024年 | 立岩二朗 | 青井一雄 高岡 亮 |
是枝ちづ 河島 祥彦 |
明石夕香 廣原淳子 |
国枝恒治 中橋佳嗣 宮﨑浩彰 |
現役員(2024年~)
名誉会員 | 水野 孝子 秋田 光彦 岡﨑 俊治 岡崎 和一 關 壽人 内田 一茂 長沼 誠 島谷 昌明 下田 慎治 |
---|---|
会長 | 立岩 二朗 |
副会長 | 青井 一雄 高岡 亮 |
監事 | 是枝 ちづ 河島 祥彦 |
財務担当幹事 | 明石 夕香 廣原 淳子 |
庶務担当幹事 | 国枝 恒治 中橋 佳嗣 宮﨑 浩彰 |
幹事 | 荒川 利和 内山 正三 城 知宏 小柳津 竜樹 門田 洋一 玉井 徹 西尾 彰功 池田 広記 田橋 賢也 森 茂生 若松 隆宏 村田 美樹 現職准教授・講師・助教(出向を含む) |
研究助成
「関西医科大学内科学第三講座優秀論文賞 鮫島賞」について
「関西医科大学内科学第三講座優秀論文賞 鮫島賞」は医学・医療の進歩と普及を図ることを目的として、世界的に通用する学術誌に採用されかつ研究内容も世界的水準に達している論文または同等の価値を持つ著書に対し授与される。「関西医科大学内科学第三講座優秀論文賞 鮫島賞審査会」が審査を行い、関西医科大学内科学第三講座教室員および関西医科大学内科学第三講座同門会会員に交付される。
本賞の財源は、関西医科大学内科学第三講座初代教授 鮫島美子名誉教授が後輩の学術・研究振興のため寄贈された基金(内科学第三講座優秀論文基金 鮫島美子)を資金としており、1989年度(平成元年度)から現在まで毎年継続して行われている。
「関西医科大学内科学第三講座優秀論文賞 鮫島賞」受賞者一覧
研究課題・論文名 | 受賞者名 | |
---|---|---|
1989年度 (平成元年度) |
Ultrasonically Guided Percutaneous Ethanol Injection Therapy for Hepatocellular Carcinoma | 關 壽人先生 |
1990年度 (平成2年度) |
1. Continuous monitoring of gastroduodenal mucosal
hemodynamics in ratbylaser-Doppler flowmetry and
reflectancespectrophotortry 2. Relationship between gastric mucosal hemodynamics and gastric motility |
山口 貴司先生 |
1991年度 (平成3年度) |
Bilateral Internal Drainage of Biliary Hilar Malignancy
via a Single Percutaneous Track. Role of Percutaneous Transhepatic Cholangioscopy |
久保田 佳嗣先生 |
1992年度 (平成4年度) |
Depression of Drug-metabolizing Activity in the Human Liver by Interferon-β | 奥野 裕康先生 |
1993年度 (平成5年度) |
1. Role of endothelin and platelet-activating factor in
indomethasin-induced gastric mucosal injury in rats 2. Role of endogenous endothelin in gastric mucosal injury induced by hemorrhagic shock in rats |
喜多嶋 知子先生 |
1994年度 (平成6年度) |
Heterogeneous distribution of microcirculator disturbance in the gastric mucosa during gastric hypercontraction in rats | 谷 和宏先生 |
1995年度 (平成7年度) |
Lewis Y Antigen Expression in Hepatocellular Carcinoma. An Immunohistochemical Study | 若林 正之先生 |
1996年度 (平成8年度) |
Induction of Peripheral-type Benzodiazepine Receptors in Mouse Brain Following Thiorcetamide-induced Acute Liver Failure | 門田 洋一先生 |
1997年度 (平成9年度) |
The Appearance of Unusual Phenotypic Cells
(Cd4+Mac-1+ClassⅡ+) in the Liver of (NZW×BXSB). F1 Mice is Possibly an Animal Model for Autoimmune Hepatitis |
天羽 康雄先生 |
1998年度 (平成10年度) |
Differential expression of transforming growth factor-β and its receptors in hepatocytes and nonparenchymal cells of rat liver after CCl4 administration. | 伊達 昌孝先生 |
1999年度 (平成11年度) |
Down-regulation of TGF-β receptors in human colorectal cancer : implications for cancerdevelopment. | 松下 匡孝先生 |
2000年度 (平成12年度) |
1. Autocrine Stimulatory Mechanism by Transforming Growth
Factors in human Hepatocellular Carcinoma 2. Regulatory Mechanism for Transforming Growth Factor β as an Autoctine Inhibitor in Human Hepatocellular Carcinoma Complications for Roles of Smads in Its Growth |
松崎 恒一先生 |
2001年度 (平成13年度) |
Human Neutrophil Function in Obstructive Jaundice | 高岡 亮先生 |
2002年度 (平成14年度) |
Differential Regulation of TGF-β Signal in Hepatic Stellate Cells Between Acute and Chronic Rat Liver Injury | 田橋 賢也先生 |
2003年度 (平成15年度) |
p38 MAPK Mediates Fibrogenic Signal Through Smad3 Phosphorylation in Rat Myofibroblasts | 古川 富紀子先生 |
2004年度 (平成16年度) |
TGF-β and HGF transmit the signals through JNK-dependent Smad2/3 phosphorylation at the linker regions | 森 茂生先生 |
2005年度 (平成17年度) |
Acceleration of Smad2 and Smad3 Phosphorylation via c-Jun NH2-Terminal Kinase during Human Colorectal Carcinogenesis | 山縣 英生先生 |
2006年度 (平成18年度) |
Reversible Smad-Dependent Signaling between Tumor Suppression and Oncogenesis | 関本 剛先生 |
2007年度 (平成19年度) |
Clinicopathologic study of small hepatocellular carcinoma with microscopic satellite nodules to determine the extent of tumor ablation by local therapy | 池田 耕造先生 |
The combination of glycyrrhizin and lamivudine can reverse the cisplatin resistance in hepatocellular carcinoma cells through inhibition of multidrug resistance-associated proteins | 若松 隆宏先生 | |
2008年度 (平成20年度) |
Involvement of Smad3 phosphoisoform-mediated signaling in the development of colonic cancer in IL-10-deficient mice | 鉢嶺 大作先生 |
2009年度 (平成21年度) |
Hepatitis B virus X protein shifts human hepatic TGF-β signaling from tumor-suppression to oncogenesis in early chronic hepatitis B | 村田 美樹先生 |
Deletion of interleukin-12p40 suppresses autoimmune cholangitis in dominant negative transforming growth factor beta receptor type II mice | 吉田 勝紀先生 | |
2010年度 (平成22年度) |
Analysis of regulatory T cells and IgG4-positive plasma cells among patients of IgG4-related sclerosing cholangitis and autoimmune liver diseases | 小薮 雅紀先生 |
2011年度 (平成23年度) |
Oncogenic Smad3 signaling induced by chronic inflammation is an early event in ulcerative colitis-associated carcinogenesis | 川股 聖二先生 |
2012年度 (平成24年度) |
The immunobiology of colitis and cholangitis in Interleukin-23p19 and Interleukin-17A deleted dominant negative form of transforming growth factor βreceptor type II mice. | 安藤 祐吾先生 |
2013年度 (平成25年度) |
Identification of stem cells that maintain and regenerate lingual keratinized epithelial cells. | 田中 敏宏先生 |
2014年度 (平成26年度) |
Immunoregulatory function of PIR-A/B+ DCs in the inflammatory responses of dextran sodium sulfate-induced colitis. | 栗島 亜希子先生 |
2015年度 (平成27年度) |
Smad2/3 linker phosphorylation is a possible marker of cancer stem cells and correlates with carcinogenesis in a mouse model of colitis-associated colorectal cancer. | 鈴木 亮 先生 |
2016年度 (平成28年度) |
Phosphorylation of Smad2/3 at the specific linker threonine residue indicates slow-cycling esophageal stem-like cells before re-entry to the cell cycle. | 高橋 悠 先生 |
2017年度 (平成29年度) |
Smad2/3 linker phosphorylation is a possible marker of pancreatic stem/progenitor cells in the regenerative phase of acute pancreatitis. | 坂尾 将幸先生 |
2018年度 (平成30年度) |
Induction of PIR-A/B+ DCs in the in vitro inflammatory condition and their immunoregulatory function. | 松井 芙美先生 |
Basophils activated via TLR signaling may contribute to pathophysiology of type 1 autoimmune pancreatitis. | 柳川 雅人先生 | |
2019年度 (令和元年度) |
Inhibition of the dephosphorylation of eukaryotic initiation factor 2α ameliorates murine experimental pancreatitis. | 青井 一憲先生 |
2020年度 (令和2年度) |
Interleukin-35 promotes the differentiation of regulatory T cells and suppresses Th2 response in IgG4-related type 1 autoimmune pancreatitis. | 伊藤 嵩志先生 |
2021年度 (令和3度) |
Possible Involvement of Innate Lymphoid Cells in the Development of Chronic Inflammatory Pancreatic Diseases. | 池宗 真美先生 |
2022年度 (令和4度) |
Establishment of a Novel Colitis Associated Cancer Mouse Model Showing Flat Invasive Neoplasia | 浦上 富生先生 |
「関西医科大学内科学第三講座鮫島美子記念研究助成 鮫島賞」について
「関西医科大学内科学第三講座鮫島美子記念研究助成 鮫島賞」は医学・医療の進歩と普及を図ることを目的として、関西医科大学内科学第三講座教室員および関西医科大学内科学第三講座同門会会員のうち優秀な研究業績を期待される個人または団体を対象としてその研究に対し授与される。「関西医科大学内科学第三講座鮫島美子記念研究助成 鮫島賞審査会」が審査を行う。
本賞の財源は、関西医科大学内科学第三講座初代教授 鮫島美子名誉教授が後輩の学術・研究振興のため寄贈された基金を資金としており、2008年度(平成20年度)から現在まで毎年継続して行われている。
「関西医科大学内科学第三講座鮫島美子記念研究助成 鮫島賞」受賞者一覧
研究課題・論文名 | 受賞者名 | |
---|---|---|
2008年度 (平成20年度) |
自己免疫性膵炎における制御性T細胞に関する研究 | 内田 一茂先生 |
2009年度 (平成21年度) |
ウイルス性慢性肝疾患における可逆的な癌化・線維化シグナル伝達 | 松崎 恒一先生 |
2010年度 (平成22年度) |
炎症性腸疾患発症における小胞体ストレスの検討 | 西尾 彰功先生 |
2011年度 (平成23年度) |
原発性胆汁性肝硬変症の新たなバイオマーカーと免疫療法の検討 | 吉田 勝紀先生 |
2012年度 (平成24年度) |
pSmad2/3L-Thrに着目した消化管上皮幹細胞・癌化・再生機構の検討 | 福井 寿朗先生 |
2013年度 (平成25年度) |
術後再建腸管を有する胆道疾患に対するダブルバルーン内視鏡(DBE)を用いたERC(DB-ERC)の有用性について | 島谷 昌明先生 |
2014年度 (平成26年度) |
5-アミノレブリン酸を用いた胆膵疾患の新しい良悪性鑑別法 | 池浦 司 先生 |
2015年度 (平成27年度) |
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)における細胞内シグナルの検討 | 村田 美樹先生 |
2016年度 (平成28年度) |
炎症性腸疾患におけるmicroRNAの役割 | 安藤 祐吾先生 |
2017年度 (平成29年度) |
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)におけるリン酸化Smadを介する癌化線維化シグナルの検討 | 山口 隆志先生 |
2018年度 (平成30年度) |
潰瘍性大腸炎における虫垂の免疫調節機能に関する研究 | 松下 光伸先生 |
2019年度 (令和元年度) |
大腸癌細胞外小胞がもたらす生体内での腫瘍免疫変化の解析 | 富山 尚先生 |
2020年度 (令和2年度) |
炎症性腸疾患患者への治療介入におけるバイオマーカー測定の意義 | 長沼 誠先生 |
2021年度 (令和3年度) |
消化器炎症~発癌の過程におけるGenetic/epigeneticの相互作用と予後に関する検討 | 田原 智満先生 |
2022年度 (令和4年度) |
腫瘍性膵嚢胞および膵癌の発癌早期予測を可能にする新規バイオマーカーの開発 | 島谷 昌明先生 |
「関西医科大学内科学第三講座 井上恭一記念研究助成 井上賞」について
「関西医科大学内科学第三講座 井上恭一記念研究助成 井上賞」は関西医科大学内科学第三講座第二代教授 故井上恭一先生のご遺徳を称え設立された。
「井上恭一先生業績出版準備委員会」で定めた審査委員が審査を行い、関西医科大学内科学第三講座教室員および関西医科大学内科学第三講座同門会会員で優秀な研究業績を期待される個人または団体の研究に対しに交付される。
本賞の財源は、「井上恭一先生業績出版準備委員会」への醵金の一部を資金とし、2003年度(平成15年度)から2008年度(平成20年度)で終了した。
「関西医科大学内科学第三講座 井上恭一記念研究助成 井上賞」受賞者一覧
研究課題名 | 受賞者名 | |
---|---|---|
2003年度 (平成15年度) | 肝繊維化過程におけるTGF-βシグナル伝達機構に関する検討 | 松崎 恒一先生 |
2004年度 (平成16年度) | 胆・膵管閉塞時の病態生理:特に好中球機能、胆道癌浸潤に及ぼす影響について | 久保田 佳嗣先生 |
2005年度 (平成17年度) | 肝細胞癌に対する局所治療の開発 | 關 壽人先生 |
2006年度 (平成18年度) | 本邦における原発性胆汁性肝硬変の予後 | 仲野 俊成先生 廣原 淳子先生 |
2007年度 (平成19年度) | 肝シンチグラフィによるNASH診断および治療経過観察 | 是枝 ちづ先生 |
2008年度 (平成20年度) | 1.C型慢性肝炎1型高ウイルス量症例に対するPEG-IFN/Ribavirin併用療法72週投与の検討 2.B型肝炎再燃に対する核酸アナログの予防投与についての院内啓蒙活動「免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策のレコメンデーション」 |
中橋 佳嗣 先生 福島 慎太郎先生 門田 洋一 先生 池田 広記 先生 |