学校法人関西医科大学は、4月1日(土)、トリノ工科大学(イタリア)との間で学術交流協定を締結しました。
トリノ工科大学はイタリア初の歴史ある工科大学で、イタリアのみならず世界でトップレベルの大学の一つです。トリノ工科大学客員教授のGiuseppe Pezzotti先生と本学の微生物学講座大隈和教授との研究活動がきっかけで、国際的な立場で本学と共同研究を開始することになりました。
また、トリノ工科大学は日本国内の大学との研究や企業との交流などに活用する拠点「トリノ工科大学ジャパン ハブ京都」を開設。7月11日(火)には、同拠点(京都市左京区)およびクエスチョンビルディング(京都市中京区)でオープニングセレモニーが行われ、クエスチョンビルディングでのセレモニー中に木梨達雄学長、友田幸一国際化推進センター長、トリノ工科大学Guido Saracco学長、David Chiaramonti副学長らによる本学とトリノ工科大学との協定調印式が実施されました。
将来、バイオメカニクスだけでなく医療に関係するバイオサイエンス分野での医工連携が注目されます。国内でも類を見ない新しいプロジェクトで、双方の大学が有機的な関係を築き、新しい科学技術の発展に貢献できることが期待されます。
今後は本協定に基づき、両校でグローバルな領域での医工連携により研究シーズの育成・推進を行い、またユニークな研究プログラムの構築、大学院博士課程での医学分野と工学分野の博士号を同時に取得できるダブルディグリープログラム設立に向けた協議を進めます。