内科学第二講座 講座紹介

内科学第二講座は、循環器・腎臓・内分泌代謝という、いずれも生命予後に直結する重要な3つの領域を担っています。これらの疾患は「心腎連関」に象徴されるように互いに深く関わっており、さらに高齢化が進む現代社会において、その重要性は年々高まっています。
近年の内科医療は、従来の「診断中心の医療」から、低侵襲カテーテル治療やデバイス治療などを通じて、より積極的に「治す医療」へと大きく進化しています。私たちは、こうした最先端医療を実践しながら、患者さん一人ひとりに寄り添った全人的な医療を何よりも大切にしています。
当講座では、循環器、腎臓、内分泌・代謝疾患といった各専門分野において、臨床、研究、教育全ての分野において、日本のみならず世界で活躍できる医師の育成に力を注いでいます。高度な専門性を身につけながらも、内科医としての幅広い視野と総合力を養うことができる点が、当講座の大きな特徴です。
さらに、将来は基幹病院で医療の中核を担う医師、あるいは地域医療を支える実地医家として活躍できる人材を多数輩出していくことを目標としています。

関西医科大学内科学 第二講座よりメッセージ

みなさんの自己実現を全力でサポートします

若手医師、学生のみなさんへ。
さっそくですが、みなさんはどのような医師になりたいですか?
本講座は、循環器・腎臓・内分泌代謝という、いずれも生命に直結する重要な診療領域を担っており、全身管理を得意とし、修練により腕を磨き、自らの手で患者さんを救命できる医師を目指すには最適の講座です。
またより高度な手技習得や、国内/国際学会における研究発表や論文発表、専門医や学位の取得をしっかりと指導し、さらに個々のキャリアパスに合った進路指導(留学、大学、基幹病院、開業)を行なっていきます。みなさんの自己実現を、私たちは全力でサポートします。

循環器内科

「世界に冠たる cardiovascular center」へ

近年、心血管疾患患者は急増し、循環器診療の扱う領域も飛躍的に拡大しています。低侵襲カテーテル治療、重症心不全治療、腫瘍循環器学、心臓リハビリテーション、分子標的薬など、従来の診断学に加え、治療学の比重が大きくなり、診療体制も医師個人から多職種によるチーム医療へと急速に変化しています。
循環器診療は究極的には「心不全」の治療です。近年は「心不全パンデミック」と呼ばれるほど患者数が増加しており、重症心不全の厳格な管理と、その原因疾患である弁膜症、冠動脈疾患、不整脈、心筋症などに対する質の高い高度先進医療を提供することが、当院の社会的使命です。豊富な症例数に基づく経験の蓄積、診療科・多職種との強固な連携、徹底した医療安全体制のもと、日本、そして世界における最先端心疾患治療を臨床、研究、教育の面から主導する「世界に冠たるcardiovascular center」を目指しています。また、冠動脈・末梢血管・心構造疾患インターベンション、不整脈アブレーション、デバイス、経胸壁・経食道心エコーなど、内科屈指の豊富な手技を修得できる点も大きな魅力です。チーム医療の中で、自らの手で患者さんを救う力を持つ医師を育成していきます。また希望者には海外留学も積極的に推奨していいます。ヨーロッパ、アメリカ、アジアのtop cardiovascular centerとの強いパイプがあるので、奨学金取得なども含めて指導を行います。みなさんのニーズに合ったキャリアパスに合わせた指導を行い、将来の日本の循環器診療の未来を担う人材育成に努めていきます。

腎臓内科

「全人(腎)的医療」の実践

健診で発見される蛋白尿・血尿といった将来の腎不全リスクの診療から、保存期腎不全、さらに腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)に至るまで、シームレスで全人的、いわば「全腎的」とも言える医療を提供しています。患者さんの人生全体を見据えた腎疾患診療を実践できることが、当科の大きな特徴です。

糖尿病・内分泌内科

「全身的視点」に立った糖尿病・内分泌診療

高血糖症、肥満症、ホルモン異常症などの診療と治療、さらにその病態に関する研究を行っています。生活習慣に密接に関連する2型糖尿病・肥満症から、免疫チェックポイント阻害薬によるホルモン異常症まで、幅広い疾患に対応し、ホルモン製剤を用いて全身管理を行う能力を修得できます。糖尿病専門医、内分泌専門医(内科)、肥満症専門医などの資格取得も可能です。また、心血管合併症や腎合併症といった慢性合併症の管理も、循環器内科・腎臓内科が同一講座に属する第二内科ならではの強みであり、総合的な診療能力を高めることができます。

最後に

「専門性」と「人間性」の両方を大切にしながら、皆さんと共に学び、成長し続ける講座でありたいと私たちは考えています。これから専門を決める若手医師・研修医・学生の皆さんには、ぜひ一度、私たちの医療現場を実際に見て、雰囲気を感じていただきたいと思います。皆さんと一緒に、次世代の医療を築いていけることを、心より楽しみにしています。

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