トップページ > 教授の挨拶
平成27年4月1日付けで関西医科大学産科学婦人科学講座の主任教授を拝命しました。私は神戸市の出身で、関西医科大学を卒業し、そのまま産科学婦人科学教室(椹木勇教授)へ入局して初期研修を受けました。その後、神崎秀陽教授のもと大学病院で多くの症例に恵まれ、多彩で豊富な経験を積んだことは、私の臨床の礎となっています。体外受精(IVF)専門のIVF大阪クリニックに勤務して生殖医療・医学の道に足を踏み入れ、メルボルンにある医学研究所に留学して実験三昧の日々を過ごしました。これらの経験が後々の臨床医として大きな糧になったと実感しています。
産婦人科は、周産期学、生殖医学、婦人科腫瘍学、女性医学の4つの領域からなります。関西医科大学には、そのすべての分野の専門医(認定医)が在籍し、診療・教育・研究を行っています。さらに特筆すべき特徴として、婦人科内視鏡手術、臨床遺伝学、超音波医学、婦人科細胞診、漢方といった産婦人科診療に関わる専門医(認定医)がいます。当科は高度な専門知識を持った充実した医療チームを配しており、枚方の附属病院では、産科・婦人科・婦人科内視鏡外科、総合周産期母子医療センター、生殖医療センターとして、滝井の総合医療センターでは、産婦人科として、香里病院では、婦人科として診療を行っております。そして他の診療科とも緊密に連携して、患者さんにとって最良の医療を提供しております。
産婦人科に興味を持っている医学生・研修医の皆さまにとっては、「人財」育成の場として、先端医療・研究を創出することに喜びをかみしめられる環境づくりをしていきます。
今後も大学を設立した理念、「慈仁心鏡」を規範とする人間性豊かな良医を目指して、診療・研究・教育に全力で取り組んで参ります。新しくなった当教室に飛び込んで来る若手医師の参加を期待しています。
関西医科大学 産科学婦人科学教授
岡田 英孝
〒573-1010 枚方市新町二丁目5番1号
関西医科大学 産科学・婦人科学講座
電話 072-804-0101(病院代表)
FAX 072-804-0109
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