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総合周産期母子医療センター

特色

  • 分娩中に突然起こる母体および胎児の緊急事態に速やかな対応を行う(帝王切開決定から15分以内の分娩を目指す)
  • 多くの診療科をもつ大学病院であることを生かし,各種合併症をもって妊娠した女性の総合的な周産期管理行う
  • 大阪府の母体搬送システムであるOGCS搬送を積極的に受け入れており,大阪府内でも5指に入る搬送受け入れ数である
  • 早産や低出生体重,また病気を持って生まれた新生児に最先端医療を提供できるよう新生児科医師と密に連携しながら医療を行っている
  • 専門の産科麻酔医チームによる無痛分娩をおこなっている
  • 遺伝カウンセリング外来を設置し出生前診断などに関するカウンセリングを行っている

特徴

当院の総合周産期母子医療センターは,大阪府内の5つのセンターのひとつとして平成18年3月に認可され,北河内地区(人口約120万人)における周産期医療の中心的な役割を担っています。

救命センターが併設されているOGCS施設として以下のような超緊急症例を積極的に受け入れています。

母体救命症例

羊水塞栓症,肺血栓症,敗血症性ショック,高エネルギー外傷,けいれん・高度頭痛・四肢麻痺・呂律障害などの脳卒中症状,HELLP症候群や肺水腫を合併した重症PIH,高血圧緊急症(180/120㎜Hg以上),急性腎障害,shock index(SI) 1.5以上の出血性ショック(輸血が必須)など

胎児救急症例

常位胎盤早期剥離やそれに準ずる状態

 

大学病院における総合周産期母子医療センターの特色を生かし,女性診療科・小児科・小児外科・小児脳神経外科・小児心臓外科・眼科・麻酔科・放射線科・耳鼻科・形成外科・リハビリテーション科・臨床心理士・臨床工学士が連携し,母体・胎児および超早産児を含む新生児の総合的かつ高度な医療を提供している.また地域との連携および研修のため,河北地区周産期カンファレンスを定期的に開催しています.

大阪産婦人科診療相互援助システム
(Obstetrical & Gynecological cooperating system : OGCS)の基幹施設として24時間体制で主に大阪府下全域からの産科救急患者,ハイリスク妊婦の受け入れを行っています.

当院のNICUは,大阪新生児診療相互援助システム
(Neonatal mutual cooperating system : NMCS)の基幹施設として24時間体制で新生児救急医療業務にあたり,新生児集中治療・新生児搬送を行っています.入院症例の重症度を表す人工呼吸器駆動数は府内随一です.

NICUでは以下のような新生児の入院加療を行っている.

  1. 在胎週数36週未満
  2. 出生体重2,000g未満
  3. 呼吸障害,新生児仮死
  4. 先天異常・哺乳障害・低血糖
  5. 重症黄疸
  6. 外科疾患(消化器外科・脳外科・心臓外科)
  7. その他集中治療を必要とする新生児

 週1回NICUとの周産期カンファレンス

施設

MFICU (母体・胎児集中治療部) 9床
NICU (新生児集中治療部) 12床
後方病床:一般産科病室 30床
IMCU・GCU 15床
母体同室用一般病室 11床

 MFICU個室

 手術室直通エレベーター

 同じフロアにNICU

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