同門会

Alumni Association

会長あいさつ

関西医科大学心療内科の歴史は、1986年9月に九州大学医学部心療内科講師をされていた中井吉英先生が関西医大第一内科(当時は安永幸二郎教授)に帰局され、心療内科グループが誕生した時点にさかのぼります。当初はわずか3名からのスタートでした。

 1993年に中井先生が第一内科心療内科部門の教授に就任され、さらに2000年4月に心療内科学講座が単独講座として独立しました。2000年秋に中井先生から同門会を作ろうというお話があり、2001年に第一回目の同門会総会が開催され、会長に小生、副会長に藤田光恵先生が選出されました。以後毎年12月に医局の忘年会と兼ねて同門会総会が行われ、入局2、3年目の若手による研修報告が恒例となっています。

 2009年から福永幹彦先生が第二代教授として教室を主宰されています。2013年12月には同門会総会と同時に心療内科創立20周年を記念する会が開催され、中島重徳先生(近畿大学医学部名誉教授)、生野照子先生(浪速生野病院院長)にご講演していただきました。

 同門会員はすでに100名を超えるまでに増え、それぞれ各方面で活躍しています。会員の活動をさらに支援するため、2015年からは中井先生の発案と資金提供で研究奨励賞が制定されました。これは1年間に受理された同門会員の英文論文のうち関西医大心療内科の研究として最も優秀なものを選考し、同門会総会で賞状と賞金が授与されるものです。

 私たちの同門会は創設されてまもなく20年が経ち、ようやく成人期にさしかかったところです。2017年には村上典子先生と所昭宏先生が新たな副会長に選ばれ、さらに医局との交流をふかめるべく積極的な活動を企画しているところです。日本の心療内科そのものがまだまだ発展途上にあり、同じ関西医大心療内科に所属する仲間が力を合わせて日本さらに世界の心身医学に貢献したいという意気込みに溢れています。今後ともご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

  2019年2月

名誉会長挨拶

「“遊”の心で」

平成21年(2009)3月に大学を定年退職し早や十年が経ちました。現在、京都市西京区にあります弘正会西京都病院(https://www.hospynkh.jp 阪急桂駅西口、桂離宮の近く)で現役の医師として働いています。

 私は昭和44年(1969)関西医科大学を卒業し、直ちに第一内科学講座(大久保 滉教授)に入局しました。内科学を学んだ後、昭和47(1972)年4月に九州大学心療内科(池見酉次郎教授)に入局し助手、講師を経て、昭和61年(1987)9月に母校の第一内科に帰学し心療内科外来をスタートさせました。当時の第一内科には、現同門会会長の橋爪誠先生(当時助手、後に心療内科学講座講師)が気管支喘息・アレルギー疾患の心身医学専門医として活躍していました。

7年後の平成5年(1993)に複合講座として第一内科学講座の中に心療内科部門(心療内科)と血液・免疫部門が誕生しました。当時は狭い診察室だけで医局も研究室もなく大変苦労しました(その後、単独の医局ができました)。京阪滝井駅近くのワニコ書店の2階に部屋を借り研究室を作りました。苦しい時代でしたが、診療が終わった後に外来でケースカンファレンス、昼休みに小人数で一緒に散歩したり、喫茶店に行ったりして勉強会をしました。今から思うと一番楽しかった時代です。福永教授の時代になり、「遊」という講座機関紙が発行されるようになりましたが、その原点はこの時代にあると思います。

当時、苦労を共にした福永幹彦先生(現心療内科学講座教授)と私は、学会や仕事の合間をぬってカヌー、テニス、散歩、旅行などに行きました。まさに「遊」そのものの時代を過ごしたわけです。心療内科医には「遊」の心が必要です。

それから7年後の平成12年4月(2000)、単独講座として心療内科学講座が誕生し広い診察室と研究室もできました。私が関西医大に帰学し14年目です。同門の人たちとの絆と皆さんの努力と活躍がなければ誕生しなかったでしょう。その間の経緯や入局された同門の先生たちについては、私の「退任記念誌-To be personal is to be universal- 」(2009年)をご覧ください。

 福永教授の時代になり、講座と診療科も枚方市に移り、大規模な講座へと発展しうれしい限りです。同門会も橋爪先生を中心に大きく広がりました。心療内科はもちろん、サイコオンコロジー・緩和医療、災害医療、総合診療・プライマリ・ケア、疼痛医療、医学教育、漢方医学と幅広い分野で活躍している同門の人たちで一杯です。

関西医科大学名誉教授(心療内科学講座初代教授)
弘正会西京都病院名誉院長・心療内科部長

中井吉英

心療内科学講座 研究奨励賞

2013年心療内科20周年研究奨励賞(中井賞)発足
受賞者 論文タイトル
2014年 応募なし
2015年 蓮尾 英明 先生 A family caregiver’s relaxation enhances the gastric motility function of the patient: a crossover study
2016年 神原 憲治 先生 Links among emotional awareness, somatic awareness and autonomic homeostatic processing
2017年 木場 律志 先生 The relationship between salivary amylase and the physical and psychological changes elicited by continuation of autogenic training in patients with functional somatic syndrome
2018年 蓮尾 英明 先生 Self-care system for family caregivers of cancer patients using resonant breathing with a portable home device:a randomized open-label study
2019年

第18回(平成30年度)
関西医科大学心療内科同門会ご報告

日時(場所)
H30年12月8日(土)
同門会
15時半~18時15分(関西医科大学附属病院13階合同カンファレンスルーム)
懇親会
18時30分~20時30分(関西医科大学附属病院13階レストランのぞみ)
プログラム
15:30 会長挨拶
15:40 教授挨拶
15:50 新入医局員紹介
16:00 新施設紹介(仁木先生)
16:10 教授就任報告(神原先生)
16:20 新施設紹介(西田先生)
10分休憩
16:40 大学院生4年目研究報告(雨夜)20分
17:00 2年目専門研修報告(石神、若林)各20分
17:40 研究奨励賞表彰(蓮尾英明先生)
17:50 総会、会計報告
18:00 記念写真撮影、合同集会ホームページ用集合写真も撮影
18:30~
20:30頃
懇親会
21:00~ 枚方市駅前にて2次会
参加人数
同門会→医師28名、メディカルスタッフ20名、同門以外(学生等)4
懇親会→医師27名、メディカルスタッフ18名、同門以外(学生、関係者等)5

2019年度予定

2019年度医局旅行
2019年6月8日~9日の予定
2019年度同門会
2019年12月14日(土)15時~の予定