お知らせ

患者の皆さまへ

    ●診断・治療が大変難しいといわれている胆膵疾患において、悪性疾患(膵臓癌・胆道癌など)のみならず、良性疾患(急性胆囊炎・総胆管結石症など)に対しても最先端の胆膵内視鏡治療を提供致します。特に、過去に胃や膵臓などの手術を受けられた経験のある患者さんに対する胆膵内視鏡治療は困難な場合が多く、一般の病院では内視鏡を用いた治療が受けられずに外科的治療になることもあります。当センターでは、できるだけ低侵襲な治療法を患者さんに提供するために、内視鏡的治療(DB-ERCP)を第一選択としています。他院で治療が困難または不可能と言われた方でも、是非一度ご相談ください。

    ●手術が困難な神経内分泌腫瘍で「ソマトスタチン受容体」陽性である患者さんに有効であると言われている核医学治療(ルタテラ治療)は、国内の治療可能な病床数が不足しており(大阪府内には5施設のみ)、待機期間が長くなっていることが問題となっています。当センターでは、2025年よりルタテラ治療の開始(大阪府内で6施設目)を目指して、着々と準備を進めています。