膵がんの早期発見には

膵がんは予後が期待できる0期、I期での発見が重要です。
膵がんの早期発見のために、臨床症状、血中膵酵素や腫瘍マーカーの上昇、膵がんの家族歴、糖尿病,膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)を含む嚢胞といった危険因子を有する場合は積極的に画像診断を行うことが望ましいとされています。とりわけ早期に小さな膵癌を発見するには超音波内視鏡検査(EUS)が有効といわれており、超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)による正確な組織診断は腫瘍の治療方針決定に非常に有用であります。
また、早期膵癌(0期、I期)では採血検査や腹部超音波検査(US)や腹部CT検査では腫瘤が抽出できない場合も多く、ERCPによる膵液や採取組織を用いた精密検査が有効な場合もあります。


膵がんの早期発見

日本人の膵がん死亡者数は年々増えてきており、肺がん・大腸がん・胃がんに次ぎ4番目に多くなっています。膵がんは診断が難しいことに加え、進行も早く、治療が効きにくいという特性があります。膵がんを治療する上で早期発見・早期治療がとても重要です。

膵がんの早期発見のためには、臨床症状(腹痛・背部痛・体重減少)、膵酵素や腫瘍マーカーの上昇、膵がんの家族歴、糖尿病の悪化,膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)を含む嚢胞といった危険因子を有する場合は積極的に画像診断を行うことが望ましいとされています。とりわけ早期に小さな膵癌を発見するには超音波内視鏡検査(EUS)が有効といわれており、超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)による正確な組織診断は腫瘍の治療方針決定に非常に有用であります。

また、早期膵がんでは採血検査や腹部超音波検査(US)や腹部CT検査では腫瘤が抽出できない場合も多く、ERCPによる膵液や採取組織を用いた精密検査が有効な場合もあります。

当センターでは膵がんの治療を専門とする内科医、外科医、放射線科医が協力して治療に当たっており、早期発見・早期治療に努めています。