神経内分泌腫瘍(ルタテラ治療)

ルタテラ(ルテチウム-177ドタテート)治療は、ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍に対して開発された、先進的かつ効果的な治療法です。ルタテラ治療では、ベータ線という放射線を放出するルテチウム-177という物質を合成した薬剤が、腫瘍細胞の表面に存在するソマトスタチン受容体に特異的に結合し細胞内に取り込まれることで、正常な細胞に与える影響を最小限に抑えつつ、腫瘍細胞に効果的に放射線を照射します。大きな臨床試験の結果、これまで用いていた治療よりも効果がよいこと、重い副作用も少なく安全性も高いことが示されています。当センターは、大阪府で6施設目として2025年4月より本治療の導入を開始しております。

ルタテラ治療の原理(ノバルティスファーマ社提供)