食道がんはがんの進み具合によって、治療法や治りやすさなどが異なります。
どれくらいの大きさ(深く潜りこんでいる)か?
食道以外のリンパ節や内臓への転移はあるのか?あるのならどれくらいなのか?
これらを正確に診断することが最も重要です
そのための代表的な検査は、
食道がんの診断方法には一般に内視鏡検査があります。内視鏡で腫瘍を確認し、一部を生検して顕微鏡で検査することでがんの確定診断となります。
①内視鏡検査
それ以外には、がんの大きさやひろがり、転移を検索するために、CT検査、PET-CT検査を用いて、食道がんの進み具合を検査します。
②CT検査
正常の左図にはなかった影(リンパ節)が、
右図では黄色い〇印にかたまりとして見える(リンパ節転移)
白い〇印を見比べてみてください。
左図は薄い筒に見えます(正常)が、右図ではかたまりになって見えます(食道がん)
③PET-CT検査
転移したリンパ節が黄色く光って写ります。
④MRI検査
CT画像に比べると、MRI画像は内臓それぞれの境界線がはっきりとわかります。