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私たちが運営している2つのセンター、附属病院・高度救命救急センター(枚方市)と
総合医療センター・救命救急センター(守口市)の概要と特徴、診療方針をご紹介します。

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施設紹介(附属病院)

当院は大阪府下に三カ所のみ存在する高度救命救急センター指定をうけた施設です(他には、大阪大学医学部附属病院、大阪府立急性期総合医療センター)。
当センターは救急医学科のコアスタッフに加え、消化器内科・外科・脳神経外科・整形外科・形成外科からの派遣医を専従医師とし、また院内全診療科の当番医師の協力を得て、あらゆる領域の重症症例を 24 時間 365 日体制で収容・ 診療する院内中央診療部門となっており、まさに北河内二次医療圏の最後の砦として機能しています。
H29年4月からは、枚方市、寝屋川市、交野市をカバーするドクターカー運用を開始しました。重症度・緊急度の高い急患・事故に対して、消防指令のキーワード方式で救急科専門医が救急隊とともに現場に出動するシステムで、すでに多くの危機的救急症例に対して救命貢献の実績をあげています。
また不測の災害時には、災害拠点病院として圏域の災害対策の中核をなすとともに、重症傷病者の広域搬送拠点として役割も果たしています。


附属病院

施設紹介(総合医療センター)

救命救急センター内に精神科医と精神保健福祉士が常駐しているという特色を生かし、当センターでは精神疾患と身体疾患を合併している患者様の受け入れを積極的に行っています。
また、救急医自ら北河内二次医療圏および大阪府内の計6か所の精神科病院に毎週回診しています。精神科病院に入院中の患者様の褥瘡のデブリードマン、外傷診療および術後フォロー、糖尿病・高血圧診療、CT・MRI画像検査の読影、DVT・心機能の超音波診断、肺炎に対する抗菌薬選択助言、低栄養患者様の栄養管理、心肺蘇生法の指導(ACLS)など幅広く身体合併症の診療を行っています。また、重症肺炎・急性腹症・敗血症など重症患者様の当センターへの転院調整、その後の集中治療を行っています。
私たちはこの取組みを、救命救急センターと精神科の院内並列モデル を強化した当院を"ハブ(中心軸)"とし,各 精神科病院へ"スポーク(輻)"を伸ばした車輪に例えてハブアンドスポークモデル"と称 しています。ハブアンドスポークモデルを導入することによって、精神疾患と身体疾患を合併している患者様が、迅速に適切な医療を享受できるシステムの構築を目指しています。

総合医療センター

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