卒後20年になりますが、救命一筋でやってまいりました。大阪大学医学部附属病院特殊救急部→大阪警察病院→大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター→大阪府立急性期・総合医療センター高度救命救急センター→関西医科大学附属枚方病院高度救命救急センター→関西医科大学附属滝井病院救命救急センターと渡り歩いてきました。年齢を重ねるとともに徐々に臨床の仕事が減ってきて寂しい思いをしておりましたが、滝井病院にきて10年前に戻ったような楽しい暮らしをしております。中年パワー全開で依頼を断らない救命救急センターをめざしやってきましたが、常に活気あふれる現場に多くの若者も集まってくれるようになり、ますます盛り上がってきています。2015年にICUを14床へ増築、2016年にはHybrid ERを設置、2017年には世界初の“two roo型　Hybrid ER”へ進化を遂げました。新たな境地を目指してまだまだ走り続けたいと思います。