学内教育
- 4学年：「全人的医療・行動科学コース（9日間）」
- 疾患のみに対してではなく、病を抱える人としての患者に接する際の態度を、症候学や心理学、行動医学、医療人類学、補完代替医療などの講義から学びます。
- 5学年（1週間）、6学年（4週間）：「クリニカル･クラークシップ」
- 全人的医療の実践のために、医療面接や診療実習を通じて、内科診断学の研鑽や解釈モデルの把握、良好な治療関係の構築について学びます。
専門研修（卒後3～6年）
- 「心療内科専門研修プログラム」
- 本学心療内科学講座には、全人医療を特色とする二つの診療科（心療内科、総合診療科）が存在しています。いずれも心理社会的因子が関与する内科系疾患を幅広く扱っており、その違いは病態の把握や治療アプローチにおける比重がより心理社会面にあるか、身体面にあるかという点です。このようなコンセプトで統合された講座は世界的にも希少かつきわめて先進的であると言えます。なお、本学心療内科の専門研修医は、研修期間中に総合診療科の外来研修を経験します。
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