病院紹介
HOSPITAL
関西医科大学附属病院
関西医科大学附属病院は、京阪電鉄枚方市駅から徒歩約3分の利便性と淀川河川公園に面した緑豊かな環境を兼ね備えた大学病院です。関西医科大学リハビリテーション科専門研修プログラムにおいて、リハビリテーション科専門医育成のための基幹研修施設(中心的役割を果たし、研修が必須である施設)に位置付けられています。あらゆる身体的なリハビリテーションについて全身管理のもとでの早期リハビリテーション介入を行っていますが、当院の特色としては、歩行などの動作を解析する装置を使用した客観的機能評価や研究、tDCS(経頭蓋直流電気刺激)やIVES(随意運動介助型電気刺激装置)などを用いた麻痺や高次脳機能障害の治療、リハビリテーション・ロボット技術の開発などに取り組んでいることです。リハビリテーション科医師6名で、体制的拡充を進めています。
関西医科大学総合医療センター
関西医科大学附属滝井病院(現:総合医療センター)リハビリテーション科は、平成11年4月に附属病院の院内再編時に整形外科・理学/作業療法室が総合リハビリテーションセンターとなった際に標榜されたのが始まりです。平成18年1月に附属枚方病院(現:附属病院)が開院して大学本院機能が附属枚方病院に移った後も附属滝井病院(現:総合医療センター)リハビリテーション科として診療が行われ、平成19年11月に診療部に昇格しました。
日本はかつて経験したことのない高齢社会を迎えています。このような状況でリハビリテーション医学が社会に貢献できることは、患者さん(障害者や高齢者を含めて)の機能低下を最小限にとどめ、出来る限り早期に機能回復を図ることです。当科では、早期から十分なリハビリテーション医療が供給できるように心がけ、患者様の疾患・障害・能力・環境をトータルに考えたリハビリテーション医療を実践したいと考えています。
主に、脳血管疾患、頭部外傷、脊椎・脊髄疾患(脊髄損傷、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症等)、骨・関節疾患(骨折、靱帯損傷、変形性関節症、関節リウマチ等)、切断、外傷後や外科手術術後(運動機能、呼吸機能、嚥下機能障害、高次脳機能障害等)、がん、小児疾患(脳性麻痺など)、廃用症候群に対してリハビリテーションを行っています。乳癌術後のがんのリハビリテーションや心臓外科術後の心臓リハビリテーションにも介入しています。
関西医科大学香里病院
関西医科大学香里病院は、平成22年7月に病院リニューアルとともにスタートしました。
手の骨折や手指腱断裂などの骨・関節疾患のリハビリを特記すべきものとして行っております。他には内部障害、廃用症候群、がんのリハビリを主として行っております。リハビリテーションにおいて、地域完結型医療に貢献することを目的にしております。
平成28年4月にオープンした関医訪問看護ステーション・香里にもスタッフを派遣し、地域のシームレスなリハビリテーション医療の実現にも取り組みます。
関西医科大学くずは病院
関西医科大学くずは病院は、平成30年1月1日に、関西医科大学の4番目の附属病院として発足した病院です。当院は病院機能(外来・入院)と介護機能(デイケア・訪問など)の2つの機能を有しており、地域医療・在宅医療に貢献できるよう体制を整えております。その中で特に、回復期リハビリテーション病棟では、急性期治療を終えた後の自宅復帰に向けたリハビリテーション医療を提供しております。また、在宅生活をサポートする訪問リハビリや訪問看護ステーション、デイケアなどの介護事業では、自宅に帰った後も安心して生活ができるように継続的なサポートを行っております。地域の皆様が1日でも早く、住み慣れた街、住み慣れた家で生活できますように、多職種が一丸となって、リハビリテーション医療を実践していきます。