令和7年度の活動はこちら

【関西医科大学解剖体慰霊碑供養】

令和7年10月29日(水)11時から臨済宗建仁寺派大本山建仁寺塔頭 正伝永源院において、木梨達雄学長をはじめ本学関係者が参列し、解剖体慰霊碑供養が営まれました。これは、自らの遺志と無条件・無報酬の篤志をもって、医学の発展のために身体を提供された御霊を供養する儀式です。
僧侶による読経の声が厳かに響く中、参列者は感謝と哀悼の意を込めてご冥福をお祈りいたしました。
ここ数年、慰霊碑供養の日は小春日和が続いており、今年も暖かな日差しのもと執り行うことができました。

 

           

 

 

【第44回関西医大白菊会総会】

令和7年6月25日(水)13時から、枚方市総合文化芸術センターのひらしんイベントホールにおいて第44回関西医大白菊会総会が開催され、木梨達雄学長をはじめとする本学教職員20名と、篤志により医学教育のための献体を希望する会員ら82名が参加しました。近年は10月に開催していましたが、予算承認の都合上、今年から6月開催となりました。
第1部では木梨 学長の挨拶に続いて藤澤 白菊会会長の挨拶の後、関西医科大学形成外科学講座の覚道 奈津子 教授による特別講演会が行われました。議事では、行事、会計監査報告、令和7年度予算について審議されました。第1部の最後には、卒寿を迎える会員を会場全体でお祝いしました。
また、同会場で引き続き行われました第2部では、堂迫千草白菊会副会長と堂迫康雄トリオによる「堂迫千草オンステージ」を開演。さわやかな青色の衣装をまとった堂迫副会長と共に、毎年恒例となった「Y・M・C・A」を会場全体で合唱し、盛り上がりました。

 

           

           

 

 

【関西医科大学解剖体追悼法要・遺骨返還式】

令和7年5月15日(木)10時から臨済宗建仁寺派大本山建仁寺(京都市東山区)において、第95回解剖体追悼法要が営まれました。
本学からは関西医大白菊会役員ならびに木梨達雄学長、金子一成副学長・医学部長をはじめとする教職員と本学学生(医学部3学年学生、看護学部・リハビリテーション学部3学年代表学生)が参列しました。冒頭に施主代表の木梨学長から追悼の辞があったのち、今年から新たな試みとして学生代表による感謝の言葉が御霊に向けて述べられました。その後僧侶による読経があり、参列者による焼香が行われました。今年度も多数のご遺族の方にご参列いただきました。
その後、11時から遺骨返還式が挙行されました。今年度は19柱ものご遺骨がそれぞれのご遺族へ返還され、あわせて文部科学大臣からの感謝状が贈呈されました。

学生代表による感謝の言葉につきましては来年3月刊行予定の本会会報に全文掲載いたします。

 

           

           

 

【学生と会員の懇談会】

令和7年4月11日(水)16時から、本学枚方キャンパス医学部棟3階にある学生食堂において、学生と会員の懇談会が実施されました。
本学では初となる試みで、学生は今春から解剖実習を開始する2学年125名、会員は41名の方に参加いただきスタートしました。
1テーブルにつき会員2名と学生6~7名が着席してグループを作り、簡単な自己紹介の後、まずは会員の方に献体についての熱い想いを語っていただきました。学生はそれらに真剣に耳を傾けたのち、逆に学生から医師を志したきっかけや、これからはじまる解剖実習に向けた意気込みを一人ひとり発表しました。その他にも会員の方から「病気になったときの体験記」「素敵な医師とのエピソード」であったり、学生から「1年生の時に受けて面白かった授業」「勉強の息抜きにしていること」であったりと話題に尽きることなく盛り上がり、あっという間に1時間が経過しました。閉会となった後も、最後の最後まで名残惜しく話し込むグループも見受けられました。

懇談会は今年から始まった試みではありますが、来年以降も継続していく予定にしております。今年参加された会員の方も、学生は毎年変わりますので引き続き継続して参加いただけますと幸いです。

         

 

関西医大白菊会事務局

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