研究
診療面で力を入れ当講座の特色となっているサルコイドーシスなどの肉芽腫性疾患、アレルギー性疾患、光線治療と光線関連疾患、膠原病に関して臨床に還元できる研究を行っています。
当教室の研究テーマは、
1) 肉芽腫における単球系細胞由来の類上皮細胞、多核巨細胞の誘導・同定。
2) 炎症性疾患における単球亜群の役割。
(乾癬におけるCD86+CD14+CD16+単球)
3) サルコイドーシスの病態におけるリンパ球の関与、および診断・病勢把握における各種血清マーカー測定の意義の検討。
4) NOD2遺伝子変異によって肉芽腫をきたす機序の解明。
5) 膠原病の病態に果たすT細胞の役割の解析。
6) 表皮内メラノサイト陽性ヒト皮膚色マウス(特許4406696)を用いた紫外線の表皮、真皮成分に対する影響の検討。
7) 好塩基球刺激試験を用いた即時型アレルギー反応の病態解析。
8) 日光蕁麻疹の病態解明
9) 画像診断による乾癬の合併症検出向上の検討