これまでの歩み

小児科医として医師人生をスタートし、心療内科研修を経て、小児科医に復帰しました。この間、一貫して子どもの心や発達の問題にかかわってきました。

略歴

学歴

  • 平成元年(1989) 関西医科大学医学部医学科卒業

職歴

  • 平成元年(1989) 関西医科大学附属病院小児科医員(研修医)
  • 平成3年(1991) LCC ストレス医学研究所・心身医学科研修医
  • 平成7年(1995) 米国留学
  • 平成8年(1996) LCC ストレス医学研究所 勤務
  • 平成13年(2001) 関西医科大学小児科学教室
  • 平成19年(2007) 同上 講師
  • 平成24年(2012) 同上 准教授
  • 平成26年(2014) 関西医科大学附属滝井病院教授
  • 令和4年(2022) 関西医科大学小児科学講座診療教授

研究歴

  • 平成3年(1991) 東京大学医学部母子保健学教室 研究生
  • 平成7年(1995) 博士号(医学) 取得(東京大学)

受賞歴・専門医など

授業歴

  • 平成15年(2003) (日本小児科学会)小児医学研究振興財団設立準備室・日本イーライリリーアワード
  • 平成18年(2006) こども環境学会・こども環境学論文賞
  • 平成29年(2017) 大阪小児科医会賞

専門医

  • 日本小児科学会、日本心身医学会

学会活動

日本小児科学会、日本小児保健協会、日本小児心身医学会、日本心身医学会、日本小児精神神経学会、日本小児臨床薬理学会、日本乳幼児医学・心理学会、日本心療内科学会、子ども環境学会、日本ADHD学会、思春期看護研究会、他

研究活動

子どもの心身症と発達障害、思春期の起立性調節障害、移行期医療、社会的養護などをテーマにほかの大学の先生方と連携して研究を行っています。

女性医師が小児科で働くことの魅力

自分の子どもの体調が悪い時、医療機関に連れていく、といったことはありません。一番落ち着く自宅で自分でみることができて子どもも楽だったと思います。また一生懸命に子育てすることは、イコール小児科医としての勉強にもなりました。

女性医師の働き方について

子どもが小さくてもバリバリ働きたい方も、小さいうちは仕事は控えめにして、子どもと過ごす時間を尊重したい人も、どちらも尊重されるような職場が望ましいと思います。

女性医師へのメッセージ

主に子育て中の医師にお伝えしたいことです。今、育児が大変でも子どもはいつか手を離れて自分の時間ができます。成人までの18年はあっという間です。子どもが手を離れた時にどんな医療者になるのかを見据えて、現在の自分にできること、しておくべきことを考えてみてください。