厚生労働省「令和6年度子育て世代の医療職支援事業」に採択されました
センター長挨拶
オール女性医師キャリアセンター
センター長 植村 芳子
関西医科大学は、1928年の創設以来、女性医師の育成と活躍推進に力を入れてきた大学です。近年では周辺の大学病院に先駆けていち早く短時間勤務正職員制度を導入し、附設保育所の整備、復職支援にも積極的に取り組んでまいりました。
このたび、日々医療現場で重要性が増している女性医師の活躍を応援するため、オール女性医師キャリアセンターを設立いたしました。
センターでは、女性医師の声を積極的に取り入れ、働きやすい環境を構築するため、制度や施設設備の改善と発展に取り組みます。女性医師が働きやすいと思える職場環境を整備することが、将来的に男女を問わず全ての医師の環境整備に繋がると考え、スタッフ一同鋭意努力してまいります。
全ての女性医師がさまざまなライフイベントを迎えながら、本学で安心して働くことができ、医師としてのキャリアを継続していくことができるよう、センターでは病院や診療科という枠組みを越え、多方面にて取り組みを実践してまいりますので、ご支援賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
スタッフ紹介
センター長 | 植村 芳子 (総合医療センター病理診断科 学長特命教授) |
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副センター長 | 覚道 奈津子 (附属病院形成外科 教授) |
教員 | 木下 秀文 (附属病院腎泌尿器外科 教授) 石崎 優子 (総合医療センター小児科 診療教授) 赤川 翔平 (附属病院小児科 講師) 滝澤 奈恵 (附属病院腎泌尿器外科 講師) 河野 由美子 (附属病院放射線科 講師) 山敷 宣代 (総合医療センター消化器肝臓内科 講師) 阪本 幸世 (総合医療センター麻酔科 講師) 兼松 清果 (香里病院外科 診療講師) |
事務 | 若干名 |
上記スタッフのほか、臨床に携わる講座に、センターにおける活動内容の講座内での情報発信や情報収集等を担う「女性医師キャリア形成支援担当者」を配置しています。
活動について
結婚、子育て、介護などさまざまなライフイベントの中で多種多様な働き方を選択する女性医師のキャリア形成を支援するとともに、全ての女性医師が安心して勤務できる職場環境を構築することを目的としています。
本学の女性医師支援に関するあゆみ
- 2009年4月
- 卒後臨床研修センター内に「女性医師支援部門」が設置される。
- 2019年8月
- 理事長直轄作業部会「専攻医確保作業部会」内に「女性医師支援分科会」が設置される。全ての女性医師に対する具体的な支援策と、支援にあたる体制の検討が進められる。
- 2020年4月
- オール女性医師キャリアセンターが設置される。
- 2021年8月
- オール女性医師キャリアセンターの取り組みが、厚生労働省「令和3年度女性医療職等の働き方支援事業」に採択される。
- 2021年11月
- 「関西医科大学女性医師奨励賞(アプリコット賞)」を制定する。
- 2022年1月
- 「関西医科大学における女性医師の活躍推進に関する方針」を発表する。
- 2023年5月
- 「関西医科大学女性医師活躍推進賞(アプリコットサポート賞)」を制定する。
- 2024年7月
- 厚生労働省「令和6年度子育て世代の医療職支援事業」に採択される。
活動報告
- 2019年12月~2020年1月
- 「女性医師支援に関するアンケート」の実施 (女性医師支援分科会)
- 2021年9月
- 「病児及び病後児保育支援制度」の新設
- 2022年4月
- 附属病院附設保育所内に病児保育室をオープン
- 2022年12月
- 京都府立医科大学との情報交換会を実施(今後年2回開催予定)
- 2023年11月
- 第1回 医師キャリア支援のための交流会を実施
- 2024年1月
- 近畿地区 近隣医科大学 共同フォーラムを実施
- 2024年7月
- マタニティウェアレンタルサービスを開始