概要

病床数：46床（耳鼻咽喉科：36床・整形外科：9床・歯科口腔外科：1床）
診療科：耳鼻咽喉科・頭頸部外科・整形外科・歯科口腔外科

主な疾患とその看護

【耳鼻咽喉科】中耳真珠腫、慢性副鼻腔炎、声帯・扁桃領域
【頭頸部外科】甲状腺、耳下腺、顎下腺、舌腫瘍、上顎・下顎腫瘍、上中下咽頭腫瘍、喉頭腫瘍
【整形外科】変形性膝関節症、腰部脊柱管狭窄症、半月板損傷
【歯科口腔外科】埋状智歯・顎骨壊死

術療法、放射線療法・化学療法・免疫療法などの様々な治療に沿った看護を行っています。合併症予防、症状緩和に努めながら患者さんの意思決定、回復過程を支援しています。
当院では光免疫療法を取り入れており、最新の医療を学習しながら必要な看護を提供しています。
自宅退院を目指して、嚥下訓練や永久気管孔の自己管理指導など退院支援を行い地域とも連携し継続看護を行っています。整形外科では、周手術期からリハビリ期まで、その一連を通した看護を提供します。

特徴

10Ｎ病棟は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科・歯科口腔外科・整形外科の病棟です。頭頸部外科領域では、侵襲の高い手術療法に加え、化学療法や放射線療法など、幅広い治療が行われています。
そのため、呼吸・循環はもちろんのこと、栄養サポート、緩和ケアチーム、退院支援など、様々なチームと連携しています。
また、耳・喉の疾患が多く、失声や難聴の患者さんに対して、丁寧な傾聴やコミュニケーション技術が重要となります。看護師としてコミュニケーション能力の向上が目指せます。整形外科は、主に膝と腰の手術です。
整形外科の病床数は少ないですが、スタッフは、気付きと思いやりのスキルを日々磨いています。