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治療前の検査

問診票

どのような症状がいつからあるか、手術の既往、内服中の薬剤の有無などを確認します。

QOL評価票

尿失禁があなたの普段の生活にどの程度影響があるか(QOL)を評価します。

排尿日誌

1週間、1日排尿量、1回排尿量、排尿時間、失禁量、尿意の有無をつけてもらいます。あなた様の現在の排尿状態(尿失禁状態)を把握するのに非常に大切な検査です。

超音波検査

残尿の有無からどのタイプの尿失禁かを診断するのに大切な検査です。

パッドテスト

尿失禁の重症度を客観的に評価します。尿パッドを当てた状態で「歩く」、「イスに座る」、 「立ち上がる」などの動作をしていただきテスト後のパッドの重さを測定することで尿漏れの程度を評価します。

膀胱鏡検査

尿道の内部に異常が無いか、内視鏡で観察します。

このほか、手術により失禁の改善が期待される方には、手術を行う部位(会陰部)に感染症をお持ちでないかを診るために皮膚科を受診して頂きます。また、全身麻酔下で手術を行うために必要な検査を受けていただきます。
治療・手術に関する詳しい説明は実際の診療で担当医が行います。

治療経過

  • 数日間の入院が必要です。
  • 全身麻酔で行い、手術時間は2時間程度です。麻酔や準備の時間を含めると4時間程度です。
  • 会陰部(肛門とペニスの間)と鼠径部を切開して人工尿道括約筋を埋め込みます。
  • 創部の安静のため、膀胱にたまった尿を体外に出す尿道カテーテルを入れます。
  • 手術の翌日に尿道カテーテルを抜きます。
  • 翌日から食事歩行をしていただきます。
  • 退院前に人工尿道括約筋の作動方法などの説明と確認を行います。

手術直後の状態について

    実際に人工括約筋を作動させるのは、創部の回復を待って術後約6週間後から行いますので、術後しばらくは術前と同様に尿失禁が生じます。
    術後は尿道のびらん、感染、機器のトラブルなどに注意しながら経過観察を行います。
    6週間後の外来通院時に人工括約筋の作動を開始します。

    AMS800

退院後

  • 人工括約筋の使用は創部の回復を待って術後約6週間後から行います。
  • 術後の状態を把握するため、問診票の記載を再び依頼しますのでご協力をお願いします。

外部リンク『尿漏れ対策.com

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