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附属病院: ドクターカーについて

関西医科大学附属病院と枚方寝屋川消防本部との間で協定が結ばれて、消防指令をともにする交野市も含めて2017年4月からドクターカー運行が開始されました。大阪府では、1990年代に吹田市内でドクターカー運行が開始されて以来、またたく間に広がりましたが、北河内圏域では運行されていませんでしたので、今回北河内圏域の一部になりますが運行が開始でき嬉しく思っています。

ドクターカーには通常の救急車よりも高度な医療器具が装備しています。そのドクターカーを救急要請とほぼ同時に出動させることによって、病院で救急車の到着を待つよりもずっと早く医師を救急の現場に送り届けられる様になり、傷病者により早くから医師による診察治療を受けてもらえることになります。近年では、救急救命士の業務が拡大されて病院前救護の充実が図られてきていますが、医師が行える医療行為は救急救命士よりもはるかに多く、単に救命するだけでなく機能予後を改善できるのではないかと期待しています。

当地域でのドクターカー運用方式は、救急ワークステーション方式を採用しています。枚方寝屋川消防本部の各分署1隊が持ち回りでドクターカー担当部隊として関西医大附属病院へ出向し、医師を同乗させ現場へと向かっています。ドクターカーを担当する医師は高度救命救急センターで勤務する救急専従医です。救急医学科の専攻医や研修医も研修のため同乗することもあります。2017年8月現在、ドクターカー運用は、平日9時〜17時と限定されていますが、次年度以降は拡充を目指しております。

ドクターカー事案実績

(2017年4月運行開始から7月31日まで)
実働 : 83、キャンセル: 33

CPA 12
循環器 14
中枢神経 22
呼吸器 2
内分泌 1
アナフィラキシー 4
外傷 8
異物 1
環境異常 14
中毒 1
その他 4

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