総合医療センター: 外傷センターについて
概要
当外傷センターでは、救急医学科・整形外科・形成外科が中心となり、重度四肢骨盤外傷、脊椎外傷、切断指肢・顔面外傷を初期診療から手術、リハビリテーションに至るまでを一貫して行っています。
当科では従来より北河内医療圏より積極的に重症外傷患者を受け入れてきました。 初療室には、昨年よりHybrid ERを導入し、外傷に対する初期診療のさらなる充実が図られ、初期診療における外傷蘇生の迅速化が得られています。
当外傷センターでは、Hybrid ERを核とした迅速な初期診療に引き続き、命が救われた重症外傷患者を専門性を持った外傷センタースタッフが引き継ぎ、シームレスで一貫した診療を行うことにより、後々の機能障害を最小限にとどめることができるよう日々努力を行っております。
特色・方針
大学病院という医療資源にめぐまれた環境のなか、中心となる3科だけでなく、麻酔科・リハビリテーション科の強力なback up 体制により、搬入直後から遅滞なく治療が行える環境が整っています。
救命センターはICU14床、GICU9床、一般32床を管理し、機能再建が必要な重度外傷患者においても急性期から亜急性期まで責任を持って治療しています。また、状態安定後は外来での継続診療を引き続き行っております。
外科学の根幹としての外傷学を学べる体制が整っていること、また重度四肢外傷を扱う上で避けて通れないマイクロサージェリーの技術修練ができるよう指導用機器を充実させていること、救命救急センターとともに外傷専門医の育成にも力をいれています。
スタッフ
齊藤 福樹 | 救急医学科 | 四肢骨盤脊椎外傷 |
石原 昌幸 | 整形外科 | 脊椎外科 |
畔 熱行 | 形成外科 | 指肢切断 マイクロサージェリー |