涙道

涙道外来 涙道外来では主に鼻涙管閉塞の加療を行っています。鼻涙管閉塞は涙嚢から鼻涙菅までが閉塞することで発症します。
これらの症例に対し、通水の検査や涙道造影検査を行い、必要な症例に対してはヌンチャク型シリコンチューブ(NST)留 置を行っています。
加療は手術室で行い、涙道内視鏡を用いることで安全に手術を行うよう心がけています。医療の発展 に伴い抗癌剤の副作用による鼻涙管閉塞も増えてきています。
こちらに対しても適宜予防的にチューブ留置を行ってい ます。また、急性涙嚢炎後をはじめとした症例に対してはDCR(涙嚢鼻腔吻合術)を行っています。
こちらに関しては鼻外 法と鼻内法があり、外部から創の見えにくい鼻内法が近年増えてきており当院では耳鼻科と連携して手術加療を行って います。