診療・研究・教育に
情熱を持って取り組む
医師を広く募集しています。
関西医科大学
産科学・婦人科学講座の
特徴
当講座では、専門医を目指す専門研修に必要なすべてのカリキュラムをカバーし、京阪沿線の枚方にある附属病院、滝井にある総合医療センター、そして香里病院の3つの大学附属病院の主要な診療科として、当該領域全般にわたる一般診療から高度な先進医療までを経験し、充実した研修を受けることができます。
産婦人科専門医取得後のサブスペシャリティである婦人科腫瘍、周産期、生殖医療など専門医資格の習得に必要な指導体制やこれらの三領域の指導医も揃っており、婦人科内視鏡専門医の修練が可能な技術認定医師もいます。非常に充実した専門医研修ができるので、熱意ある皆さんの参加を待っています。
全ての関連病院が京阪本線で
40分範囲内に集結
基幹施設
関西医科大学附属病院
枚方市駅から徒歩2分
- 生殖医療
センター - 総合母子
周産期センター
連携施設
関西医大香里病院
香里園駅から徒歩1分
- 地域医療
関西医大
総合医療センター
滝井駅から徒歩1分
- 地域医療
その他の連携施設
- 大阪府済生会野江病院/大阪府大阪市城東区
- 萱島生野病院/大阪府門真市地域医療
- 医療法人三慧会IVFなんばクリニック/大阪府大阪市西区地域医療
- 医療法人三慧会IVF大阪クリニック/大阪府東大阪市地域医療
- 神戸市立医療センター中央市民病院/兵庫県神戸市
- 兵庫県立西宮病院/兵庫県西宮市地域医療
- 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院/北海道札幌市
地域医療地域医療を経験できる施設(1ヶ月以上の研修が必要)
キャリアパスプラン
- 初期研修2年
- 専門研修
プログラム3年 - 専門医試験
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大学院進学
サブスペシャリティー領域研修
初期研修について
本学には初期研修を行える病院が附属病院(枚方)、総合医療センター(滝井)の2病院あります。どちらの病院でも研修は可能ですが、一般の初期研修プログラムとは別に将来産婦人科を目指す初期研修医のために、附属病院産婦人科重点プログラム(2名)を用意しています。産婦人科重点プログラムは研修1年目の3ヶ月で産婦人科の基礎を学ぶことができます。詳細は卒後臨床研修センターの附属病院臨床研修プログラムをご確認ください。
後期研修(産婦人科専門研修)について
当講座では、出身大学に関わらず、後期研修医の先生を広く募集しています。
2年間の卒後臨床研修ののち、3年後の産婦人科専門医取得を目指して、周産期・婦人科・生殖医療すべての専門領域の研修を万遍なく網羅できる体制となっています。産婦人科専門取得後も継続して勤務することも可能です。
「どこでも、何をしても」
自身を持てる産婦人科医の育成
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専門研修
1年目- 附属病院での研修
- 3ヶ月は上級医とペア、その後1人で主治医を担当
- 病棟業務、帝王切開や良性腫瘍手術の執刀ができる
- 学会発表をすることができる
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専門研修
2年目- 妊婦健診、婦人科外来などを担当
- 連携施設(総合医療センター、香里病院)で研修、Primary Careを経験
- 正常分娩を1人で管理できる
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専門研修
3年目- 異常妊娠・分娩の管理を主体的に行い、緊急対応判断ができる
- 腹式単純子宮全摘術を完遂でき、悪性手術の助手ができる
- 論文を作成する
“超”実践型 臨床研修若手のうちからどんどん挑める!成長できる!
大学院
臨床の領域は、妊娠・分娩の管理、女性生殖臓器に関連する悪性腫瘍を含むすべての疾患の治療、性機能異常の治療、生殖内分泌異常や不妊の治療、更年期・老年期障害の治療などです。周産期、婦人科腫瘍、生殖内分泌、内視鏡部門の4分野に分け、チームを編成して、研究に取り組んでいます。病気を根本的に治すには医学研究が必須。そのために臨床医にとっても、「科学する心」「研究マインド」が極めて大切です。
生殖臓器や細胞の機能解析、生殖臓器腫瘍の検討を、免疫組織染色、細胞培養に分子生物学的手法を取りいれて研究しています。特に生殖機能の中心的組織である子宮について、流産や早産の防止を目的とした子宮筋の収縮機構研究を各種薬物や外的因子に影響などを中心に解析しており、妊娠成立の要である子宮内膜機能の研究は、性ホルモンによる局所細胞分化機構の分子・遺伝子解析により、不妊症(着床不全)や不育症の診断や治療を展望しています。また、婦人科手術の新たな技術を開発しています。
サブスペシャリティー
研修
当講座では産婦人科専門医取得後の医師も随時募集しています。当講座には周産期、婦人科腫瘍・内視鏡、生殖内分泌の三領域すべての指導医がおり、産婦人科領域全般のキャリアアップを目指す方はもちろん、サブスペシャリティーに特化した知識や技術習得を目指される方のハイレベルな研修も可能です。
また当院は大学の附属病院ですので、臨床のみならず研究や教育にも力を入れています。大学院で博士号取得を目指す方、臨床研究をしたい方など、当講座に入局を希望される先生方を幅広く歓迎します。
女性医師支援
産婦人科の若手医師における女性医師の割合は高く、20歳代の産婦人科医の70%以上が女性医師です。
関西医科大学では卒後研修センター内に「オール女性医師キャリアセンター」を開設し、「女性医師が離職しなくて済む、また離職後に復帰しやすい職場環境の構築」を目指して、女性医師支援を実践しています。出産やその後の育児により一旦離職した女性医師が復職しやすいように、外来や病棟診療における種々の業務内容について、独立して就業できるまで指導医についての研修を行うことができます。
当科には常勤、非常勤を含め、多くの女性医師が在籍しています。同じ非常勤の先生でも家庭の事情によって働ける時間や環境は異なるので、当科では柔軟な勤務形態で対応しています。附属病院と総合医療センターには附設保育所が設けられています。保育時間は附属病院開院日で、定時保育と臨時保育を行っています。また附属病院では延長保育や病児保育支援を行っています。