ステントグラフト手術を受けられた患者さんへ(臨床研究に関する情報)

当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療後の診療情報等を使って行います。このような研究は、文部科学省・厚生労働省の「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。なお、この臨床研究は附属病院研究倫理審査委員会の審査を受け、研究方法の科学性、倫理性や患者さんの人権が守られていることが確認され、院長の許可を受けています。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。

研究課題名

腰方形筋ブロック前方アプローチによる遮断範囲の後方視的評価

研究機関

関西医科大学附属病院麻酔科

研究代表者

吉田 敬之(麻酔科・助教)

研究の目的

腰方形筋ブロック前方アプローチによる痛覚遮断範囲について調査するため

研究の方法

  • 対象となる患者さん:平成30年7月1日から平成30年12月31日の間に、胸部または腹部大動脈瘤に対するステントグラフト手術の際に、麻酔科による術中管理の一環として、腰方形筋ブロック前方アプローチを行われた患者さん
  • 利用するカルテ情報:年齢、性別、身長、体重、BMI、診断名、術式名、麻酔方法、神経ブロックに用いた薬剤情報、アメリカ麻酔科学会術前状態分類クラス、手術時間、麻酔時間、体幹および下肢の痛覚遮断の有無、ブロック側下肢の運動遮断の有無、合併症発生の有無

この研究に関する情報の提供について

この研究に関して、研究計画書や研究に関する資料をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。

この研究での診療情報等の取扱い

研究に利用する診療情報等には匿名化処理を行い、患者さんの氏名や住所などが特定できないように安全管理措置を講じたうえで取扱っています。

利益相反について

この研究は外部の企業等からの資金の提供は受けておらず、研究者が企業等から独立して計画して実施しているものです。したがって、研究結果および解析等に影響を及ぼすことは無く、患者さんの不利益につながることはありません。また、この研究の研究責任者および研究者は「関西医科大学利益相反マネジメントに関する規程」に従って、利益相反マネジメント委員会に必要事項を申請し、その審査と承認を得ています。

*上記の研究に情報を利用することをご了解いただけない場合は以下にご連絡ください。

問い合わせ先

大阪府枚方市新町2丁目3番1号
関西医科大学附属病院麻酔科 助教 吉田 敬之
電話 072-804-0101(代表)