腹部大動脈瘤患者の開腹人工血管置換術とステントグラフト術の予後に関する検討

当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の記録をまとめることによって行います。このような研究は、文部科学省・厚生労働省の「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」(平成26年文部科学省・厚生労働省告示第3号)の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。なお、この臨床研究は関西医科大学附属病院倫理審査委員会の審査を受け、研究方法の科学性、倫理性や患者さんの人権が守られていることが確認され、病院長の許可を受けています。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。

研究課題名

腹部大動脈瘤患者の開腹人工血管置換術とステントグラフト術の予後に関する検討

研究機関

関西医科大学附属病院麻酔科

研究代表者

梅垣 岳志(麻酔科・講師)

研究の目的

腹部大動脈瘤患者の開腹人工血管置換術における退院時転帰に及ぼす因子を検討すること

研究の方法

  • 対象となる患者さん:2010年4月1日より2017年3月31日までに腹部大動脈瘤に対する開腹人工血管置換術、開胸開腹人工血管置換術、ステントグラフト術、を受けた方  (京都大学において多施設から提供されたデータを用いて行います。本施設の方は含まれておりません)。研究期間:倫理審査委員会承認日〜西暦2021年3月31日
  • 利用するカルテ情報:入院時診断名、入院時併存症、入院後発症疾患、年齢、性別、体重、入院経路、入院時日常生活動作 (Activities of Daily Living:ADL)、輸血製剤、抗生剤、人工呼吸日数、透析施行日数、再手術、退院時転帰、退院時ADL、在院日数、病床数、特定入院料加算

この研究に関する情報の提供について

この研究に関して、研究計画書や研究に関する資料をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。

個人情報について

研究に利用する情報は、患者さんのお名前、住所など、患者さん個人を特定できる個人情報は削除して管理します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。患者さんからご自身の情報開示等の請求は個々に対応いたします。

利益相反について

この研究は外部の企業等からの資金の提供は受けておらず、研究者が企業等から独立して計画して実施しているものです。したがって、研究結果および解析等に影響を及ぼすことは無く、患者さんの不利益につながることはありません。また、この研究の研究責任者および研究者は「関西医科大学利益相反マネジメントに関する規程」に従って、利益相反マネジメント委員会に必要事項を申請し、その審査と承認を得ています。

*上記の研究に情報を利用することをご了解いただけない場合は以下にご連絡ください。

問い合わせ先

大阪府枚方市新町2丁目3番1号
関西医科大学附属病院麻酔科 担当医師 梅垣 岳志
電話 072-804-0101 FAX 072-804-2785