脳外科手術を受けられた患者さんへ(臨床研究に関する情報)

当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた記録をまとめることによって行います。このような研究は、文部科学省・厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得る必要はないとされていますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。

研究課題名

ペチジン使用におけるシバリング(身体のふるえ)抑制効果についての検討

研究機関

関西医科大学附属枚方病院麻酔科

研究実施期間

院内臨床研究審査委員会承認~

研究代表者

梅垣 岳志(麻酔科・助教)

研究資金

本研究に必要な資金はございません。

利益相反

本研究に携わるすべての研究者はいかなる利益相反も有していません。

研究の目的

2012年1月1日より2015年3月30日までに行われた脳外科手術症例を対象に非介入後ろ向きコホート研究を行い、術中のペチジン非使用症例に対するペチジン使用症例のシバリング(身体のふるえ)発生の確率を算出することを目的としています。

研究の意義

手術中のペチジン使用とシバリング(身体のふるえ)発生に対する関係性を示すことにより、手術直後のシバリング発生に伴う合併症予防に貢献することが示される可能性がある。

研究の方法

  • 対象となる患者さん: 2012年1月1日から2015年3月30日の間に当院で開頭脳外科手術を受けられた方。
  • 利 用するカルテ情報:シバリング(身体のふるえ)の発生有無、年齢、性別、身長、体重、BMI、術前診断、手術術式、手術時間、麻酔時間、入退室時間、術中体温(膀胱温)、出血量、輸液量、尿量、術後再挿管の有無

患者情報の取り扱い

カルテから、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報を削除した上で、上述の情報のみを残したデータを用いて解析します。

*上記の研究にカルテ情報を利用することをご了解いただけない場合は、以下にご連絡ください。

 

問い合わせ先

大阪府枚方市新町2丁目3番1号
関西医科大学附属枚方病院麻酔科 担当医師 梅垣 岳志
電話 072-804-0101