2024.12.04
関医・看護師リカレントスクールは、2019年から復職支援として2ヵ月間の
スクールを開講してきました。職場復帰への不安を取り除く学びの場の提供と
支援を行い、2022年度6期までに57名が終了しています。(復職者は約半数)
2024年4月に法人内全ての看護職員を対象に相談窓口を開設しました。
看護職員の定着を目指し、就業継続のための支援を行います。
看護師就業・復職支援部門
部門長
瀬戸 奈津子
看護学部 看護学研究科
慢性疾患看護学領域 教授
当リカレントスクールは「医療現場を離れている潜在看護師の知識と技術を習得・実践する「学び直しの場」として職場復帰を支援することで、潜在看護師が復職への不安が軽減され、スムースに復職ができる」ことを目標としています。看護師免許の取得者で復職を希望する方々を対象とし、看護部と看護学部との連携のもと、1)医師、薬剤師、看護学部の教員や専門看護師・認定看護師による講義、2)シミュレーション機器を使用した看護ケア技術の演習、3)e-learningのナーシングスキルを視聴及び端末機器・モバイルルーターを貸与し自宅や外出先でも学習できる環境の提供、4)就職への不安を軽減できるよう、就職相談および個人面談の実施により、これまで第7期生まで修了生を送り出しました。看護職は一旦離れると復職するには勇気がいります。受講生の皆さんも最初現場の勘を取り戻せるかとても不安だったようですが、講義や演習を受け、同期の受講生と話すことによって少しずつ自信を取りもどされたようです。第5期は文部科学省「就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業」に採択された関係もあり、定員を30名に増員して実施いたしましたが、第6期には定員を10名に戻し、少人数で丁寧な支援により、受講生それぞれの経験を武器に、無理なく現場に戻れるようお手伝いをさせていただいております。出産、育児、介護経験はいずれも、まさしく看護を提供するうえで武器となる経験であり、それぞれ自分の強みを自覚し、復職できる支援を目指しております。
復職支援と同時に看護職の定着にも着目し、「就業への不安を軽減できるよう、相談および個人面談の実施」を行うことにしました。2024年度より法人内全ての看護職員を対象に相談窓口を開設し、働き続けるためのお手伝いとして対応してまいります。全ての看護職が生き生きと働けるよう、これからもベストを尽くします。
1)リカレントスクールの受講生の募集及び選考から修了に関すること
2) リカレントスクール修了生の就業支援とフォローアップに関すること
看護師リカレントスクールでは、離職中の看護師の皆様の復職への不安を軽減し、仲間と共に職場復帰を目指すプログラムを用意しています。
講師陣には、看護学部の新進気鋭の教員や附属病院の第一戦で活躍する専門看護師や認定看護師を配しています。さらに希望する方には関連施設と連携し、医療施設や訪問看護ステーション等への職場復帰をサポートします。
法人内全ての看護職員の異動やキャリアアップ、勤務環境の相談窓口に関すること
ー相談方法ー
2024リカレント資料.pdf
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