麻酔科標榜医は2年の研修で取得可能です。初期研修においての麻酔科ローテートも1年以上の空白期間が無ければこの2年の研修に含む事が可能ですので、初期研修において(特に2年目に)麻酔科ローテートの期間が長ければ麻酔標榜医を早く取得できます。
麻酔科専門研修でまず取得を目指すのは麻酔科専門医です。新専門医制度では麻酔科後期研修4年目に専門医試験を受験する事ができます。この制度では心臓麻酔25例以上、呼吸器外科麻酔25例以上、脳神経外科麻酔25例以上、6歳未満の小児症例25例以上、帝王切開10例以上の経験が専門医受験資格に規定されています。当科での研修では遅くとも麻酔科研修2年目の終わりまでにはこれらの資格を満たす事が可能です。また、麻酔科学会および関連学会への出席および発表の点数も必要ですが、これらに関しても上級医の指導で学会発表や論文発表を行えます。
さらには日本集中治療医学会、日本ペインクリニック学会、日本緩和医療学会、日本心臓外科学会などの専門医をはじめ,日本周術期経食道エコー認定試験(JB-POT)の認定資格などの取得のサポートを行います。
- 麻酔科標榜医
- 日本麻酔科学会専門医
- 日本集中治療医学会専門医
- 日本ペインクリニック学会専門医
- 日本緩和医療学会専門医
- 日本心臓血管麻酔学会専門医
- 日本周術期経食道エコー認定試験(JB-POT)