関西医科大学麻酔科学講座の基礎研究体制について
研究室
2013年4月に利用を開始した学舎(枚方キャンパス)に従来稼働していた研究室(滝井キャンパス)が全て移動しました。
5階に大学院生・研究員の居室と研究室が存在します。
麻酔科固有の研究スペースく加えて関西医科大学綜合医学研究所の枠組みに組み入れられている研究施設の利用が可能です。
研究体制
各診療教授がそれぞれのサブスペシャリティの分野で臨床研究および基礎研究を行なっています。
また、一部の大学院生は関西医科大学 附属生命医学研究所侵襲反応制御部門において、廣田喜一学長特命教授の指導の下、基礎研究、臨床との懸け橋となるトランスレーショナルリサーチを行っています。
関西医科大学麻酔科学講座で実施されている臨床研究について
関西医科大学麻酔科学講座で実施されている臨床研究
現在までに関西医科大学附属病院麻酔科で実施されている臨床研究は以下になります。 なお,すでに終了した研究に関してはこちらを参照してください.
研究代表者:診療教授 中嶋 康文
研究代表者:診療教授 萩平 哲
- 鎮静レベルでの脳波変化の解明と鎮静モニターの開発
- 全静脈麻酔におけるプロポフォールの入眠濃度と維持濃度へのオピオイドの影響の検討
- 麻酔中の脳波を元にした鎮痛度の評価法に関する検討
- レミマゾラムの使用法の検討およびセボフルランとの比較(後ろ向き)
研究代表者:講師 梅垣 岳志
- 敗血症、ARDSにおける免疫グロブリン値に関する検討
- 敗血症におけるガンマグロブリンと予後の関係に関する検討
- 腹部大動脈瘤患者の開腹人工血管置換術とステントグラフト術の予後に関する検討
- 播種性血管内凝固症候群と急性呼吸窮迫症候群患者におけるリコンビナントトロンボモデュリンと予後の関係に関する検討
- 敗血症における予後に関連する診療プロセスの検討
- 分娩・産褥期凝固障害における濃縮フィブリノゲン製剤使用患者の入院経過に関する調査検討
- ペチジン使用におけるシバリング(身体のふるえ)抑制効果についての検討
- 集中治療室における人工呼吸管理中の酸素分圧管理と予後に関する検討
研究代表者:助教 吉田 敬之
- 超音波ガイド下側方アプローチ坐骨神経ブロック成功率の後ろ向き評価
- 超音波ガイド下坐骨神経ブロック側方アプローチと前方アプローチの効果範囲比較
- 腰方形筋ブロック前方アプローチによる遮断範囲の後方視的評価
研究代表者:助教 藤野 隆史
- 大腿三角ブロックの異なるアプローチ方法による術後カテーテル逸脱率に関する検討