関西医科大学香里病院麻酔科

当病院の麻酔科では、全身麻酔で手術を受けられる患者さんの麻酔管理を担当しています。
麻酔科のあらましをご紹介します。

1. 1年間の麻酔科担当手術症例数

およそ800件。

2. スタッフ

麻酔専門医1名、麻酔認定医1名、初期臨床研修医1名。

3. 麻酔科の業務

全身麻酔で手術を受けることが決まった時点で始まります。
術前検査の結果確認:心電図検査、採血、胸部レントゲン撮影、呼吸機能検査
術前診察:手術予定日の1週間前までに麻酔科の術前クリニックで診察

4. 術前クリニック受診について

  • 3階にあるC受付にて受付けます。
  • 全身麻酔を説明するDVD鑑賞(約10分)
  • 診察室で、これまでにかかった病気、持病、飲んでいるお薬、今の健康状態についてお尋ねします。簡単な検査もします。お薬手帳をご持参ください。
  • 手術の内容、術前検査の結果、診察の結果から麻酔方法が計画できますので、患者さんに最も適した麻酔の方法を決めて、その説明をします。
  • 家族の方もご一緒に診察に立ち会っていただいています。

5. 手術前日

入院後、手術前日に主に初期臨床研修医が患者を訪問して、体調の変化がないかなどお尋ねします。

6. 手術の際:麻酔科スタッフと初期臨床研修医とで麻酔を担当させて戴きます。

手術中は麻酔科医師が血圧や脈拍の変動や手術での出血量などを監視しており、異常があれば速やかに対応出来るように準備しています。
術後の傷の痛みを緩和することも麻酔科医が関わっています。

7. 手術終了後:翌日に患者さんのもとを訪問して、手術後の回復の状況などをお尋ねしています。

私たちは手術を安心して受けて戴けるようにサポートします。
麻酔についてわからないことがありましたらなどお気軽にお尋ね下さい。