総合集中治療部(GICU : General Intensive Care Unit)

関西医科大学附属病院総合集中治療部(GICU : General Intensive Care Unit)は、厚生労働省認定特定集中治療施設です。総ベッド数12床(オープン8床、個室4床)で、集中治療専従医(麻酔科医4名、外科派遣医1名)によって管理しているclosed ICUです。当院には救命救急センターICU(8床)、CCU(12床)が別に設備されているのでGICUでは、術後管理(循環器外科・各科major surgeryなど)と内科・外科を問わず院内の重症患者(敗血症、重症呼吸不全、重症急性膵炎など)の全身管理を行っています。GICUでは、毎日患者治療方針を決定する回診(1日2回)とNSTカンファレンス(週一回)や抄読会を行っています。また、日本集中治療医学会認定施設でもあり、集中治療専門医が診療と指導にあたります(表1)。
GICUでの臨床研修については、麻酔科研修の一環として希望により対応しています。気道確保や人工呼吸、血管確保などの手技を含めた呼吸・循環管理を中心に、特殊治療(血液浄化法など)の管理なども研修できます。

GICU入室患者数

2016年度 1684名
2017年度