関西医科大学 耳鼻咽喉科頭頸部外学講座

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研究紹介01

 鼻科研究面では豊富な症例経験をベースにして、
 積極的に新しい治療方法の開発や、手術法の開発を行っています。

鼻科領域の研究

 鼻科研究面では豊富な症例経験をベースにして、積極的に新しい治療方法の開発や、手術法の開発を行っています。鼻アレルギー領域では日本で先駆けとなるレーザー治療を開発し、選択的後鼻神経粘膜下下鼻甲介骨合併切除術など本邦におけるアレルギー性鼻炎手術の中核施設の一つです。

 またスギ花粉症舌下免疫療法は臨床治験から携わり、病診連携の拠点病院です。副鼻腔手術に関しては世界に先駆け伝統的に前方からのアプローチを提唱まいりましたが、低侵襲手術であるballoon sinuplastyの臨床治験を行い、さらにadvanced ESS としての眼窩内、頭蓋底、翼口蓋窩手術など専門性の高い術式の開発、実践を行っています。

 新しい治療方法や手術の開発を行い、全国に発信する有数の鼻科施設です。当科で2014年に主催した日本鼻科学会では基礎や臨床ハンズオンセミナーを初めて行い、また多数の鼻科系研究会を定期的に開催し、内外の鼻科医の育成に積極的に取り組んでいます。







鼻科基礎ハンズオンセミナー

 近年、大学などの研究機関に携わる医師が減少し、臨床系講座の基礎研究力の低下が大きな問題となっております。そこで、日本鼻科学会において、鼻科基礎ハンズオンセミナーを開催しました。臨床系の学会では、基礎系のハンズオンセミナーに関しては、ほとんど取り組みがされていませんでした。

 学会主導のもと当講座の友田学長が中心となって、学会初となるハンズオンセミナーを開催し、報告ました(神田晃ら;2015年日本鼻科学会誌;第54巻;第2号)。本活動が学会で評価され、基礎ハンズオンセミナー委員会が立ち上がり、神田講師が委員長に任命され、活動しています。

第53回日本鼻科学会総会・学術講演会(大阪、友田会長)での
第1回鼻科基礎ハンズオンセミナーの風景
第54回日本鼻科学会総会・学術講演会(広島、平川会長)での
第2回鼻科基礎ハンズオンセミナーの風景

その他の研究

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