研究紹介07
ナビと手術教育
20世紀後半からコンピュータテクノロジーの医学への導入により、外科領域の手術が大きく変わりつつあります。その代表にナビゲーション手術やロボット手術があげられます。これらの技術は術者の手技の支援だけではなく、第3の目・手として手術あるいは手術教育のオリエンテーションにも大いに役立っています。私どもは約15年前から耳鼻咽喉科・頭頸部の手術にナビゲーションシステムを導入し、その有用性と問題点について検討し、またナビゲーション研究会を中心に発表してきました。
なお、2016年5月18日~21日に行われる第117回日本耳鼻咽喉科学会通常総会・学術講演会では、友田幸一学長が宿題報告を行う予定です。また、ナビゲーション手術と手術教育をまとめた冊子が発刊されます。